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【口蹄疫】「本当によかった」 関係者、“シロ”判定にホッ

2010.9.2 22:11
このニュースのトピックス口蹄疫
口蹄疫感染の遺伝子検査が陰性だったこと受け、ほっとした表情で会見する宮崎県畜産課の児玉州男課長(右から2人目)ら口蹄疫感染の遺伝子検査が陰性だったこと受け、ほっとした表情で会見する宮崎県畜産課の児玉州男課長(右から2人目)ら

 宮崎県えびの市で、舌の粘膜がはがれるなどの症状がある牛が見つかり、口蹄疫の遺伝子検査で「シロ」と判定された2日、県内の農家ら関係者は安堵の表情を浮かべた。

 「すごく不安だったが、本当によかった。うれしい」。結果判明を受けて記者会見した、えびの市の村岡隆明市長は笑顔で話した。市はこの日、牛に異常が見つかった農場近くで車の消毒を開始。万一、感染疑いとなった場合に備えて埋却地を確保するなど、準備を進めていた。

 えびの市で乳用牛約650頭を飼育する重富輝夫さん(61)は「もう一度口蹄疫が出たら宮崎は終わり。本当に安心した」と明るい声。終息宣言後も消毒を徹底してきたが、周囲の気の緩みも感じていたといい、「これからは隣近所と協力してやっていきたい」と話した。

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口蹄疫感染の遺伝子検査が陰性だったこと受け、ほっとした表情で会見する宮崎県畜産課の児玉州男課長(右から2人目)ら

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