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「口蹄疫感染否定できない牛」は陰性 宮崎県で競り再開へ

産経新聞 9月2日(木)20時30分配信

 宮崎県は2日、えびの市の農場で口蹄(こうてい)疫に感染した可能性が否定できない牛1頭が見つかり、同日から再開予定だった県内2カ所の家畜の競り市が中止されたと発表した。県はこの牛の検体を動物衛生研究所(東京都小平市)に送付、遺伝子検査を行った結果、陰性と判明した。競り市は再開される。

 口蹄疫問題では、東国原英夫知事が8月27日、「ウイルスを撲滅するための措置を完了した」として「終息宣言」を出したばかり。

 農林水産省や県などによると、この牛が見つかったのはえびの市内で5月に感染疑いが確認された農場から北東に約6キロ離れた農場。乳牛約400頭を飼育しており、7月26日に獣医師が全頭を目視検査した際は異常はなかった。

 今月1日に舌の裏の粘膜がはがれるなどの症状があり、通報を受けた県が立ち入り調査して経過観察とした。2日に再調査したところ粘膜のはがれが拡大し、専門家による写真判定でも感染疑いが判別できなかったため、「念のため遺伝子検査をすることにした」(県畜産課)という。

 中止された競り市は、2〜5日の開催を予定していた小林市と2日の都城市の家畜市場。いずれも一連の口蹄疫の発生以来、約4カ月ぶりに競りが行われるはずだった。口蹄疫は4月20日に10年ぶりに1例目の感染疑いが確認され、県内11市町に感染が拡大。牛や豚など計約29万頭が殺処分された。感染疑い例は7月4日以降確認されていない。

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最終更新:9月2日(木)20時30分

産経新聞

 

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