(cache) 電通関西支社を家宅捜索 詐欺容疑で立件も視野 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 電通関西支社を家宅捜索 詐欺容疑で立件も視野

     元ラグビー23歳以下の日本代表選手らが多額の金を違法に集めたとされる出資法違反事件で、大阪府警生活経済課は2日、逮捕した岡本亘司容疑者(39)の勤務先だった電通関西支社(大阪市)を家宅捜索した。捜査関係者によると、詐欺容疑での立件も視野に捜査を進める。

     同課によると、岡本容疑者は元23歳以下の代表渡辺大吾被告(37)=同罪で起訴=に「電通は取引先へ謝礼に金券を使っている。金券を用意すれば月15%の利益が出せるので投資を募ってほしい」と依頼。同社内で金券を使った高利回りのファンドがあるかのように装い、架空の投資を持ち掛けた可能性があるとみて、家宅捜索で裏付けを進める。

     電通によると、岡本容疑者は1995年入社。関西支社に勤務していたが、2007年5月から断続的に休職し、今年6月末に自主退社した。

     電通は「金券を使うことはあるがファンドは存在しない」としている。

      【共同通信】