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猟奇的な彼女、彼を全裸で駅前歩かせる (2/2ページ)
罰ゲームなのか、プレイなのか。いくら「草食系」が流行とはいえ、ここまで従順になるか？！
緑署によると書類送検の容疑は、８月２０日午前０時ごろから約１５分間、駅前の道路やロータリーなどの周辺を全裸で歩いた疑い。２人は容疑を認め「ばかなことをしてしまった」と反省しているという。
２人は十日市場駅の北口の路地で口論になり、女が男に殴る蹴るの暴行を加えた。その後、女が男に「服を全部脱げ！」と指示。男が着ていたＴシャツや短パン、下着などを脱いだ。女は自転車の前かごに男の服を入れて「ついてこい」と女王様ばりに命令し、自分が運転する自転車のうしろを歩かせた。
その距離は北口の路上から、線路を南北に抜ける通路を通って、南口のバスターミナル外周を回り、県道をわたった先までの約１５分間、約３５０メートルだったという。
当時は、まだ終電前でバスターミナルなどには帰宅途中の人たちが多数おり、目撃した女性が巡回中のパトカーに通報した。同署員が２人を見つけ現行犯逮捕し、その後釈放した。駅前に交番はあったが、当時は不在だった。２人とも酔っておらず、男の顔はかなり腫れていたという。
女は「男が働かず８月分の家賃を滞納するので、はずかしめてやろうと思った」と供述。男は「前にも全裸にさせられたことがある」と話している。
２人は昨年９月にアルバイト先で知り合い、今年１月から同居した。同居を始めたころには男はすでに無職で、その後も働かずにいた。そのため女が、短期バイトなどで家計を支えていた。
女から何度も働かないことを責められていた男は、ついに「８月分の家賃は自分が払う」と“公約”。しかし、相変わらず働かないため家賃の支払いのめどがたたず、この日は金の工面をしに出かけたところで口論になったという。
緑署では「なんで女のいうことを、男がこんなに聞くのか分からない」と首をひねる。２人はいずれも中肉中背で、外見的には年齢相応のごく普通の容姿だったという。