サブカテゴリー

PR:

長谷川、2階級制覇挑戦も!11月に粟生とWマッチ

11月にダブルマッチを行うことになった長谷川(右)と粟生
11月にダブルマッチを行うことになった長谷川(右)と粟生
Photo By スポニチ

 プロボクシングの前WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(29=真正)と前WBC世界フェザー級王者・粟生隆寛(26=帝拳)が、そろって2階級制覇に挑戦する可能性が浮上した。11月に国内で予定している興行で2人の競演が決定。再起戦となる長谷川は2階級上のフェザー級での世界挑戦を視野に入れている。粟生は1階級上のWBC世界スーパーフェザー級王者ビタリ・タイベルト(28=ドイツ)への挑戦が決まった。

 約半年ぶりの再起戦となる長谷川が、ぶっつけ本番で2階級制覇に挑む可能性が出てきた。粟生らとともに8月31日から千葉県内のゴルフ場で走り込み合宿を行っている長谷川はこの日、報道陣に応対。11月に国内で行う次戦の相手について「一番やりたいのはモンティエルだけど、フェザー級でも(世界王座獲得の)チャンスがあるなら可能性を広げていきたい」と話した。

 当初は4月にTKO負けを喫したWBC世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)との再戦を最優先に交渉してきたが難航。年内の実現が難しくなった。そのため2階級上のフェザー級で再出発を図ることを決断した。

 対戦相手は未定だが、長谷川陣営の交渉窓口となっている帝拳ジムの本田会長は「いきなり世界戦の可能性もあります」と発言。日本で2度防衛戦を行っているWBA王者クリス・ジョン(インドネシア)と、粟生から王座を奪取したWBC王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)が候補として浮上してくる。減量苦を抱える長谷川も「減量がない分、むしろ動ける。いずれにしても崖っ縁ですから」と覚悟は固まっているようだ。

 同じ興行で競演する粟生は一足早く、王者タイベルト陣営とすでに対戦合意した。相手の印象について、粟生は「前に出てくる選手。自分としてはやりやすい」とフェザー級に続くスーパーフェザー級での2階級制覇に意欲をにじませた。

 ダブルでの2階級制覇挑戦となると国内では史上初。これまで日本人選手ではファイティング原田(笹崎)ら6人しか成し遂げていない快挙が“ダブル”で見られるかもしれない。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月02日 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス

注目試合

プロレス試合結果

ボクシング

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲