贈収賄事件で逮捕・起訴された前の町長の辞職に伴う、福岡県添田町の出直し町長選挙がきょう告示されました。
3人が立候補を届け出て、15年ぶりの選挙戦に突入しました。
15年ぶりに実施される添田町の町長選挙。
11回目の当選を目指す前町長に、かつての右腕だった前副町長と男性会社員が挑みます。
添田町の町長選挙は、福岡県町村会に絡む汚職事件に関わったとして、逮捕・起訴された山本文男前町長の辞職に伴って実施されるもので、3人が立候補しました。
立候補したのは、届け出順に会社員の山本文隆氏(62)、前町長の山本文男氏(84)、前副町長の寺西明男氏(60)の3人です。
●山本文男候補・第一声
「添田町としては、どうしても抜けることが出来ない、基礎的なものを次の町長になる人に譲ってやっていただく。そういうことを固めるために、私は今度あえて、皆さんの批判を受けながら立候補したわけです」
前町長の山本文男氏は、町民からリコールを請求され、住民投票の実施が決まった直後に辞職し、出馬を表明しました。
町長としておよそ40年間にわたり町を牽引し、全国町村会長も務めた『実績』をアピールしています。
●寺西明男候補・第1声
「混迷が続けば、また町民の身近な部分に影響が出ると思う。私はこの混迷を早く、早く平穏に、また元気な街づくりをやらなければと思い、(出馬を)決意いたしました」
寺西明男氏は、山本前町長の要請を受け、県職員から添田町の副町長に就任し、これまで町長を支えてきましたが、袂をわかっての出馬です。
住民参加型の町政を展開したいと訴えています。
●山本文隆候補・第1声
「私は、町に新しい風を吹き込むためにここに立っている。町政をチェンジ、変革するために、そして20年先、30年先の豊かな町づくりのためにチャレンジ・挑戦するために、ここに立っています」
山本文隆氏は、添田町の混乱を建て直すには町長派、反町長派の対立関係を解消し、町民が一体となる必要があると訴えます。
添田町の町長選挙はこれまで3回連続、無投票で現職が再選されたため、今回は15年ぶりの選挙戦となります。
混乱が続く添田町の舵取り役を決める町長選の投票は今月22日(日)で、即日開票されます。