ウッディもビックリ！！　「トイ・ストーリー３」公開５２日目１００億円突破

　７月１０日に公開されたディズニー／ピクサーのアニメーション映画「トイ・ストーリー３」が、公開５２日目の３０日に興行収入１００億円を突破したことが３１日、分かった。配給元のウォルト・ディズニー・スタジオが発表した。

　興収は１００億５６７６万９７５０円、動員は６９０万９８８人。大ヒットした同社の「ファインディング・ニモ」（２００３年）の公開５３日間を上回る国内でのディズニーアニメ史上最速の１００億円突破となった。同社では、４月に公開された「アリス・イン・ワンダーランド」に続き、１年間で２作品が興収１００億円を突破した。

　全世界の興収では、８月２７日付で１０億ドル（約８４０億円）を突破。この記録は映画史上で７作目で、「アリス・イン・ワンダーランド」の６作目に続いて、同社は１年間で２作品が１０億ドルを突破する初の快挙も達成した。

　「トイ・ストーリー３」は、おもちゃのウッディとバズが活躍する人気シリーズの最新作で、今回は前作の１０年後が舞台。大人も楽しめる感動作との評判が広がっている。日本語吹き替え版では、唐沢寿明（４７）と所ジョージ（５５）が前２作と同様に声の出演をしている。今後も興収の伸びが期待できるため、「パイレーツ・オブ・カリビアン／デッドマンズ・チェスト」を抜いて、映画史上では歴代４位、ウォルト・ディズニー・スタジオ作品では歴代１位の興収が確実視されている。