なにわの男性7人グループ、ET‐KINGが、デイリースポーツ連載コラム「虎姫様の戯言」(一部地区では未掲載)でおなじみの歌手・千秋(38)と“虎党ユニット”を結成し、シングル「はじまりの言葉feat.千秋」(9月29日発売)をリリースすることが31日、分かった。虎党で、千秋のコラムも愛読しているET‐のKLUTCH(31)が、千秋と阪神についてTwitterでつぶやき合ったことがきっかけ。虎を愛してやまない両アーティストがタッグを組み、至極のラブソングを生み出した。
◇ ◇
芸能界にも存在する熱狂的阪神ファンの輪が、新たなコラボレーションを誕生させた。代表格である“虎姫”こと千秋に、なにわのお祭りユニット、ET‐KINGがアプローチ。7月31日のツイッターに「試合終了。今季最長試合。熱い試合有難うございました」と書き込んだ千秋に、ET‐のKLUTCHが「初めまして。僕も阪神大好きです!」とフォローし、交流が始まった。
前作「最後の言葉feat.h」では、mihimaru GTのhirokoとコラボしたET‐は、その続編として制作した「はじまりの‐」でも女性アーティストをコラボ相手に模索。交流をきっかけとして千秋に白羽の矢を立て、とんとん拍子に“虎ファンコラボ”が実現した。
阪神が首位を争う状況だけに、浅井良、金本らと直接交流がある両アーティストはナインへの激励の意味を込め、激戦の最中の9月29日に急きょ、発売日を設定する入れ込みよう。阪神の京セラドームでの今季開幕戦で国歌斉唱も行った7人は、日本シリーズでの歌唱にも色気をチラリ。
ルックスはいかついET‐だが、仕上がったコラボ曲「はじまりの言葉」は彼女に「ずっと一緒にいよう」と呼びかける明るく元気なラブソング。千秋のキャラクターとぴったりで、ET‐も「千秋さんとのコラボは、“ドキドキ、ワクワク”でした」と歌詞の一部を使って振り返っている。
千秋という助っ人を得たET‐KINGは、阪神タイガース同様、頂点を目指す。