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ロシア出身初関脇の阿覧に大関昇進指令

 番付表を指でさす新関脇の阿覧と三保ヶ関親方=三保ヶ関部屋
 番付表を指でさす新関脇の阿覧と三保ヶ関親方=三保ヶ関部屋

 「大相撲秋場所番付発表」(30日)

 ロシア出身者初の関脇となった阿覧(26)=三保ケ関=に、師匠の三保ケ関親方(元大関増位山)=同右=から大関昇進命令が下った。1984年11月に現師匠が部屋を継承してから初めての関脇とあって、親方は「私はあと何年かで定年だから、私を超えて欲しいね」とゲキを飛ばした。元大関の師匠を超えるとなると“横綱指令”となるが「私は弱い大関だったから、大関でもいいよ」と下方修正された。

 会見で隣に座っていた阿覧は控えめに「いい相撲を取りたい。取りあえず勝ち越したい」と目標を語った。師匠は9月16日に62歳になるため、65歳の定年までは残り3年。18場所で最高の親孝行を狙う。

(2010年8月30日)





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