大相撲の力士会は31日、日本相撲協会に対して、力士会の意見にもっと耳を傾けるように求めることを決めた。力士会として何かを要求しても理事会の議題にすらならず要求が自然消滅していたのが現状だった。この日は「自動車運転の解禁」、「土俵祭への三役以上力士の参加」などを求めることでまとまった。土俵祭については受け入れられ、9月11日開催分から三役以上が出席する。残りの要求は、協会側に提出された後に協議される。
また、放駒理事長に「暴力団と偶然写真を撮った場合どうなるのか」、「家族に暴力団がいたらどうなるのか」との質問が飛んだ。理事長は「暴力団の対策委員会ができるので相談してほしい」と制度の理解を求めた。
(2010年8月31日)