今季限りでの現役引退を表明した神戸製鋼・大畑=神戸市内
ラグビー元日本代表のWTB大畑大介(34)=神戸製鋼=が31日、今季限りで現役を退く意思を表明した。神戸市内で行った練習後に取材に応じ「心と体のバランスを考えると今シーズンがぎりぎりのライン。残ってる余力をすべて出し尽くしたい」と語った。
大畑は大阪・東海大仰星高から京産大を経て神戸製鋼入り。1999年と2003年のW杯で7試合に出場し、3トライを挙げた。日本代表58キャップは歴代3位。テストマッチで世界最多の通算69トライをマーク。
フランスの強豪モンフェランに所属するなど日本の中心選手として活躍したが、07年のW杯は左アキレスけん断裂で出場を逃した。近年はけがに悩まされ、去就が注目されていた。
(2010年9月2日)