仲間由紀恵が“魔性の女”　檀れいと共演

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　美人女優２人の豪華“競艶”が実現する。仲間由紀恵（３０）と檀れい（３９）が来年１月スタートのフジテレビ系連続ドラマ（タイトル未定、火曜午後１０時）で共演することが８月３１日、分かった。

　ドラマはサスペンスで、魅力的だがミステリアスな女・沙希（仲間）と平凡な主婦・絵里子（檀）の偶然の出会いをきっかけに、平穏な日常が崩れていく様を描く。「黒革の手帖」をはじめ、女性を描く作品に定評のある神山由美子氏が手掛けるオリジナル脚本だ。

　「トリック」「ごくせん」では強烈キャラを多く演じてきた仲間が、今回はコミカルを完全封印してセクシーな“魔性の女”に初挑戦する。仲間は「沙希はいろんな顔を持つ、怪しい雰囲気の女性。これまでやってきた役とはひと味違う役で、楽しみの要素がたくさんあります」と意欲を見せる。既にクランクインしており、檀との共演も「早く一緒に合わせてやってみたいと思ってました。１つ１つ探りながら演じていきたい」と楽しんでいる。

　檀は民放の連ドラへのレギュラー出演は初めて。映画「武士の一分」やＣＭで見せた献身的な女性のイメージさながらに、本作でも専業主婦としてエプロン姿も披露する。「ただ、ただ、普通に生きてきた女性をうまく演じていければ。仲間さんとのやりとりや今後の展開の中で、どのように絵里子が変わっていくのか楽しみです」と話す。

　豊福陽子プロデューサーは「２大女優の“美しくしなやかで、時に切なく残酷な、逃げ場なしのぶつかり合い”を描きます。女性なら誰もが持ち合わせる独特の感情が複雑に絡み合い、共感してもらえる部分がたくさんあると思います」と説明する。偶然にもアルコール飲料のＣＭで癒やし系美女を演じている２人の“女のバトル”に注目が集まりそうだ。

　［2010年9月1日8時16分　紙面から］