宮崎 川南町でも新学期始まる
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宮崎 川南町でも新学期始まる

9月1日 15時4分 twitterでつぶやく

口てい疫の発生で市民生活にも大きな影響が出た宮崎県の川南町では、1日、小中学校で新学期の始業式が行われ、子どもたちが元気に登校しました。

口てい疫の感染が集中した宮崎県の川南町では、町内のすべての牛や豚が処分され、小学校や中学校でも運動場が使用できなくなるなどの影響が出ましたが、先月、終息宣言が出され、学校生活も、ほぼ元どおりになりました。1日は、町内すべての小中学校で2学期の始業式が行われ、このうち川南小学校では、子どもたちが元気に登校し、口てい疫の再発防止のために置かれている消毒マットを踏んで教室に向かいました。始業式では、児童たちが「一日も休まず登校し、運動会などの行事を頑張りたい」と新学期の抱負を発表しました。続いて後藤剛紀校長が「口てい疫で皆さんもたいへんだったと思いますが、全国からもらった励ましに応え、これからは皆さんが町を元気にしてほしい」と呼びかけました。祖父母が畜産農家の小学6年生の男子児童は「おじいさんたちが飼っていた牛が処分されてかわいそうだったので、手紙を書いて励ましました。2学期は持久走などを頑張りたい」と話していました。