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合成麻薬MDMAをのんで容体が悪化した女性を死亡させたとして保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われた元俳優押尾学被告(32)の裁判員裁判が3日から東京地裁で始まる。女性の救命が可能だったかどうかが最大の争点。被告側は遺棄致死罪のほか、女性に対するMDMA譲渡罪についても無罪主張する見通しで、検察側との激しい攻防が予想される。
公判前整理手続きで争点を絞り込む裁判員裁判では異例といえる19人の証人が、6日の第2回公判から順次出廷。押尾被告にMDMAを渡した知人の男(32)=懲役1年が確定=や、救命救急医療の専門医らが検察側証人として立つが、元妻の女優・矢田亜希子は含まれていない。
事件は昨年8月2日夕、東京・六本木ヒルズのマンション一室で発生。検察側によると、押尾被告からもらったMDMAを一緒にのんだ飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=が錯乱状態になり、約10分後に急性中毒症状が出たと指摘。死亡時刻を約1時間後の午後6時47分ごろから同53分ごろの間としている。
検察側は「容体悪化から死亡までに十分な時間があり、救急車を呼んでいれば助かった」と指摘。弁護側は「様子がおかしくなってからは長くて30分、急変からは数分程度で死亡した。急変後に人工呼吸や心臓マッサージなど適切な措置を取った」と反論している。
被告人質問は13日の第6回公判。翌14日の第7回公判で結審し、16日に評議。判決は17日の予定だ。
(2010年9月1日17時49分 スポーツ報知)
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