今日も笑っていこうよ! ミシガンライフ

アメリカに住んでいるからわかるアメリカンカルチャーの話

水泳部の伝統行事(2) 2010年3月24日

カテゴリー: アメリカの学校の部活 — yokobasket @ 8:04 pm

前回の続きですが…

このような頭になった夜、二男は寒くて、Tシャツを巻いて寝たそうです。

とうとう木曜日の練習の後、このように坊主となりました。

頭がら血も出ていましたが、それよりも寒いらしい。

二男は、金曜日の朝もそり残しを剃り、土曜日の朝も、また頭を剃ろうとしていました。水泳のタイムは、0.001違うだけでも、順位が変わってしまうので、1日分伸びた髪でも、剃りたかったらしい。さすがに、母は止めましたけど…。

そのおかげか、息子たちは、泳ぐたびに自己ベストが出ました。

上位16位まで表彰される中、長男は1位、3位、5位 と出場した種目すべて、上位6位に入りました。

そして、最終目標の State Meet に1種目だけですが出場できました。

二男は長距離なので、2種目のうち、5位と、10位の結果になりました。

フレッシュマン(9年生)で、上位6位までに残ったのは2人で、そのうちの一人が二男となり、良い結果に終わりました。

とにかく終わってほっとしている母ですが、特に二男は時々”およぎて~”と叫んでいます。

 

水泳部の伝統行事 (1) 2010年3月24日

カテゴリー: Uncategorized — yokobasket @ 7:33 pm

水泳部の話ですが、水泳部には伝統行事があります。

それは、水泳部最後の大イベント、 Conference Championship (日本で言えば地区大会のようなもの) に出場する時に、部員たちは髪の毛と、手足の毛を剃ること。

2日間にわたり開催されるこのmeet だけのために丸坊主になる。子供達は、真剣にその meet に望む。今まで泳いできた結果がここで出るからだ。

そして、これがミシガンの State Meet に出場できるかどうかのタイムを出す最後のチャンスだからだ。力が入る。

しかし、ただで坊主にはならない。坊主になるまでには、いろんなプロセスがあり、息子たちはとても楽しんでいる様子だった。

まず、月曜日、練習の後、キャプテンの家に集まり、

このように、ブリーチをして、金色に…そして、火曜日はこの頭で登校。

水曜日の朝は… このようにヘアースプレーで色をつけて登校。

水曜日の練習の後、普段出来ない思うままのカットに…

このように、毎日、練習の後、ヘアースタイルを変えていったのです。

他校の生徒も坊主頭がたくさんいたので、どこも同じ伝統行事になっているのでしょう。最後のConference Championship は坊主頭の選手がたくさんいて、我が家の息子たちを探すのが、大変でした。

                                                 つづく。。。

 

ハイスクール水泳部 2010年3月11日

カテゴリー: Uncategorized — yokobasket @ 4:55 am

息子たちの水泳部の活動が終わった。

この部活の3ヶ月間、彼らは本当によく頑張ったと思う。

日曜日以外は、毎日2時間半の練習をこなした。冬休みも返上で泳いだ。

週に2回もある、他校との試合 (meet と呼ぶ) にも必ず参加した。

1月は朝連があり、5時半には出かけて行った。雪で学校が休みになっても、午後から必ず練習に行った。

風邪をひいても、熱が出ても休まず水に入った。本当に、文句一つ言わずに頑張った。

その甲斐あってか、息子たちはとても良い成績を残すことができた。

長男は、目標だった、ミシガン州のステイトチャンピョンシップに出場できることになった。

なので、3月に入った現在でも、まだ泳いでいる。今週の週末が試合だ。

フレッシュマン(9年生)がファイナルの試合まで残れたのは2人だけで、二男はその一人だった。

息子たちは、小さいころから水泳をやってきた。しかし、けして水泳が大好きでやってきたわけではない。

何となく続けてきただけだった。

長男は、ミドルスクールのランチの時間に先生から、”お前水泳うまいな。水泳部に入れよ”という言葉で自信を持った。

二男は、お兄ちゃんがやっているから…みたいなところもあったが、ミドルスクールで、良いライバルが現れ頑張った。

ミドルスクール生徒対象の、ミシガン州ステイトチャンピョンシップ大会に出場できた。それがきっかけで、水泳に興味を持つようになった。

ハイスクールの水泳部では、二男の ”負けず嫌い” が大いに発揮できた。兄や先輩に追いつきたいと思いながら泳いだ。

小さいころから水泳をやっているのに、なぜもっと真剣にやってこなかったのか…後悔したと、二男は言った。

この水泳部で、息子たちの心の成長を見ることができた。そして、何よりも、過酷な練習をやり遂げられたことを誇りに思う。