荒れる

最近、ちょっと
　おっ！
っと思ったのは２つ。

一つは、FreeBSDのメーリングリスト(users-jp)で、ちょっと荒れてた。
自分がFreeBSDが気に入ってる理由の一つに
　BSDな人は優しい
っていうのがある。
まぁ、優しいっていう意味はたくさんあるけど、この場合はその通りに「優しい」のだ。

わからないことを質問すると、その対応が丁寧なのだ。
お金を貰ってるわけではないのに。
PCに関する質問だと、若干、刺々しい人が居る。
まぁ、それは仕方ないのだと思う。
ある程度、大きな人数になれば、人としてどうか？と思う人が出てくるのはしょうがない。
逆に言うと、それがユーザーの層の厚さかもしれない。

技術や知識が必要になればなるほど、人は傲慢になりやすいと自分は感じている。
　どうせお前みたいな低能にはわからないだろ？
みたいな見下げた感じや
　自分だからこんなにできるんだ
というような、超越感や特別感、優越感だ。
ただ、自分はそういうのが嫌いだ。

それは自分の評価基準が「ユニークであるかどうか？」に重点を置いてるからだ、と自己分析をしてる。
で、問題はどうユニークか？だけど、「この人じゃないとできないものか？」が焦点になる。
一番いい評価は、「今後数百年経っても、この人じゃないと発見できなかったであろう」というのが一番良い。
次にいい評価は、「仮にこの人じゃなくても発見できたであろう。だけど、今できたのは唯一この人だけだ」というのが二番目。
その次の評価は、「この人じゃなくてもできたし、いずれできたであろう。でもそういう人は調達できない」というのが三番目。
その次は、「立場がそうさせたのであって、他の誰かでもできた」が四番目。
その次は、「この人じゃなくてもできます。替えの調達はすぐできる」というのが五番目。
その次は、「誰でもできます。替えはいくらでもいる」というのが六番目で最後。

で、自分が嫌なのは、四番目以下の人が、さも「自分だから・・・」と思ってる感じがとれる人。

嗚呼、話がだいぶ反れたけど、要はFreeBSDコミュニティの良さの一つが、対応が優しいんだよね。
質問すれば、丁寧に答えてくれる。
些末なことには目をつぶって、なるべく質問した人の意図を汲み取って答えてくれる。
それが優しいんだよね。

で、そんなFreeBSDのメーリングリストが珍しく荒れたんだよね。
自分がメーリングリストに加わったのは修士の頃なんで、かれこれ７年とか。
その間、荒れることって無かった（もしくは読んでない）んだけど、まさかここが荒れるとは・・・。
やっぱり、答える方も人間なんだなぁと改めて思った。
まぁ、どっちが悪いかっていうと、質問してきた方があからさまに良くなかったんだけどね。
その質問より、もっと基本的なことがメーリングリストに流れることはあって、
　そんなことにも丁寧に答えるの？！
と、驚いたこともあったくらい、良くなかった。

で二つ目は、mixiのTeXのコミュニティ。
TeXもマイナーなんで、同じ原理で（？）優しい人が多いんだけど、正直
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=546064
の人はどうかと思った。
荒れるってわけじゃないけど、傲慢さよく出てる・・・というか、自意識過剰な感じが良くない方によく出てる。
なんか・・・全裸説教強盗って感じ？