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飲酒運転:市立病院医師が人身事故--松本 /長野

 松本市立波田総合病院は31日、同病院の男性医師(44)が7月末に飲酒運転で人身事故を起こしていたと発表した。

 同病院によると、医師は非番だった同31日午後2時ごろ、同市笹賀の市道丁字路を左折した際、対向の乗用車と衝突。運転手の岡谷市の男性が首をねんざする軽傷を負った。医師は同日未明に自宅で酒を飲み、さらに不眠状態だったことから睡眠剤を服用して就寝。午後に起床してすぐに運転したという。松本署の検査でアルコール分が検出された。

 病院側は「手術の予定や診療予約が既に入っており、患者の混乱を招きたくなかった」と説明し、医師は事故後の1カ月間、通常通り勤務。非常勤医師が確保できた30日午後から自宅待機とした。【大平明日香】

毎日新聞 2010年9月1日 地方版

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