ボーナスをもらっても……主婦の48.6%は「夫に小遣い渡さない」
夫が受け取った夏のボーナスはいくらでしたか? サラリーマン世帯の主婦に聞いたところ、平均手取り額は67万円と昨夏より1万5000円増えていることが分かった。損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険調べ。
夫が受け取った夏のボーナスはいくらでしたか? 20〜50代のサラリーマン世帯の主婦に聞いたところ、平均手取り額は67万円と昨夏より1万5000円増えていることが、損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険の調査で分かった。「50万円〜75万円未満」(30.4%)と答えた人が最も多く、次いで「20〜50万円未満」(26.6%)、「75万円〜100万円未満」(15.8%)、「100万円〜125万円未満」(9.2%)と続いた。妻の年代別で見てみると、30代(61万6000円)と40代(80万7000円)の平均額の差が19万1000円と最も大きかった。
ボーナスはわずかに増えたようだが、夫の小遣いに恩恵はあったのだろうか。残念ながら「0円(渡さない)」と答えた人は、調査開始以来最高の48.6%。また「渡した人」の平均額も、昨年より1万2000円減の8万6000円という結果に。「一般的に、家計は景気に遅行するといわれているが、小遣いは家計からさらに遅行する傾向がうかがえた。今回は『もらえるだけありがたい』と複雑な思いを抱く夫も多そうだ」(損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険)
へそくりの平均金額は364万5000円
夫に内緒でへそくり(資産)がある主婦はどのくらいいるのだろうか。へそくりが「ある」と答えた人は45.0%。へそくりを持っている人に、その金額を聞いたところ、平均金額は昨夏から27万3000円増の364万5000円だった。へそくりが増えた理由は「自分の収入や夫の収入が増えた」(33.9%)と答えた人がトップ。一方、減った理由は「家計の赤字の穴埋めに使った」(42.9%)と回答した人が最も多かった。
インターネットによる調査で、20〜50代のサラリーマン世帯の主婦500人が回答した。調査期間は6月12日から6月16日まで。
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