MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース:政治 政局政策地方行政選挙写真RSS feed

  • メール
  • メッセ
  • 印刷

普天間報告書発表 2案併記も「V字案」優位揺るがず (2/2ページ)

2010.9.1 00:23

 視界不良の際の計器飛行で、V字案は海上を飛行するのに対し、I字案は北東の陸地上空を通過するため、安全性、騒音と地元への影響でV字案が優位。滑走路が2本のV字案は運用上のメリットもある。工期も、I字案は設計と環境影響評価(アセスメント)の修正が必要で、V字案の方が約9カ月早く完成する。

 I字案は環境と経費でメリットがある。V字案より埋め立て面積が約40ヘクタール少なく、サンゴ礁などに与える影響も小さい。埋め立ての縮小で約3500億円の全体経費を3%低減できる。

 米側は有視界飛行時の飛行経路について、従来の説明より大回りで陸地に近づく垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行経路を明示するよう要求したが、日本側の抵抗で図面に明示することは見送った。

 日本側は代替施設での自衛隊の共同使用を求めたが、米側の反発により報告書では言及を避けた。

PR

PR
PR
イザ!SANSPO.COMZAKZAKSankeiBizSANKEI EXPRESS
Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。