「祇園をどり」芸妓らが華やかに衣装合わせ

「祇園をどり」を前に衣装合わせをする舞妓 Photo By 共同

　京都五花街の一つ、祇園東が１１月に行う舞台「祇園をどり」を前に、京都市東山区の祇園会館で３１日、衣装合わせがあり、芸妓（げいこ）や舞妓が華やかな着物姿でポスターやパンフレットの撮影に臨んだ。

　今年の演目は「廻京七口遊（めぐるみやこななつのくちずさみ）」。福井・若狭湾のサバを運んだ鯖（さば）街道の大原口や、伏見街道に通じる伏見口など、「京の七口」と呼ばれる京都の出入り口を舞台に、買い物の情景などをユーモアを交えて描く。初舞台に挑む１０代の舞妓、満彩羽（まさは）さんは「緊張するんどすけど、一生懸命お稽古を頑張ります」と話した。

[ 2010年09月01日 ]