地方議員年金、地方議員46%が『廃止』?
地方議員年金の存続について、民間シンクタンク「日本アプライドリサーチ研究所」などが都道府県や政令指定都市などの地方議員の一部にアンケートを行った。回答した議員のうち46%が議員年金を「今後は廃止すべき」40%は「このまま存続すべき」という結果だった。
年代別では、50代以下の半数以上が議員年金を「廃止すべき」と回答しているが、60代は53%、70代は60%が制度の存続を求めている。
低い回収率、議員の多くは存続希望か
このアンケート調査は、ホームページなどで住所やメールアドレスなどを公開している議員から無作為に1414人を抽出して4~5月にメールや郵送で行われたが、103人からしか回答がなく、回収率は7.3%と低い数値となった。
自分が手にする現金の事となると答え難いという背景があるのだろうか。答えなかった多くの議員がこの年金制度の存続を希望しているのかもしれない。
すでに国会議員の年金は国民からの批判などがあったため既に廃止されており、地方議員の年金についても有権者からの批判が高まれば廃止する地方も増えるのではないだろうか。
編集部 有宮あたる

日本アプライドリサーチ研究所
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