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台風7号が沖縄直撃、強い勢力で北上

2010.9.1 01:37
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 強い台風7号は31日夕、沖縄本島の北部を通過し、北上した。本島の全域を風速25メートル以上の暴風域に巻き込み、沖縄県伊是名村で最大瞬間風速56・4メートルを観測した。

 同日夜、沖縄本島は暴風域を抜けたが、吹き返しの猛烈な風が吹く恐れがあり、九州では1日にかけて、うねりを伴った高波になる見込み。気象庁は引き続き、暴風や高波などへの警戒を呼び掛けた。

 那覇や奄美大島を発着する路線で全日空、日航、日本トランスオーシャン航空などの計190便以上が欠航、約2万5千人に影響が出た。沖縄県では、うるま市で女性(69)が強風で突然閉じたドアに指を挟まれ切断するなど、5人が重軽傷を負った。

 台風は1日午前0時現在、与論島の西北西約200キロを時速約30キロで北西に進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から東側90キロと西側70キロ以内が暴風域となっている。

 沖縄本島や奄美では31日、波の高さ8メートルの大しけになり、同県本部町では1時間に44・0ミリの激しい雨を観測した。


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