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【芸能・社会】倖田、あゆ、小室が一堂に エイベックスライブツアー2010年8月30日 紙面から
エイベックスが主催する恒例の野外ライブツアー「a−nation’10」(4都市6公演)の最終公演が29日、東京都調布市の味の素スタジアムで開かれた。9年目の今年は、倖田來未(27)がトップバッターを務め、TRF、浜崎あゆみ(31)らおなじみの顔触れに加え、今年初出場のICONIQ(26)ら全22組のアーティストが出演した。 浜崎が通算53回目のトリを飾った後、ミュージシャンの小室哲哉(52)を中心とした出演アーティストらによるスペシャルユニット「a−nation’s Party」がステージに登場。a−nation初のテーマソング「THX A LOT(サンクス・ア・ロット)」を28日に続いてこの東京公演で披露した。 同曲は、TMネットワーク作品の作詞を数多く手掛けたシンガー・ソングライター小室みつ子(52)が作詞し、小室が作曲。TRFや浜崎、倖田ら11組がパートの持ち回りで歌い分け、最後に全員で合唱する形式で、この日は小室を含む16組33人出演者がステージに顔をそろえた。 TRFのYU−KI(43)の呼び掛けで、豪華アーティストが次々と登場。小室はシンセサイザーを担当した。小室と浜崎、倖田が同時にステージに立つのは初めてで、約5万4000人のファンを大興奮の渦に包み込んだ。 小室は昨年、音楽著作権をめぐる詐欺事件で有罪判決を受けた後、a−nationの東京公演で復帰を果たし、2年連続の出演。「a−nationのステージにまた立つことができて光栄です。アーティスト全員が歌ってくれるということですごく幸せです」と照れながらあいさつした。 一方、浜崎も公演後「全アーティストとお客さんみんなが一体となって歌うことができて、感動的なエンディングを迎えられました。ステキな夏の思い出をありがとうございました」と感謝のコメントを寄せた。 同曲は主要着うた(R)サイトで配信中。また、今秋発売の小室のソロアルバム(タイトル未定)に収録される予定だ。 ◆ICONIQ新曲披露今年、a−nation初出場を果たした女優の北乃きい(19)は、デビューシングル「サクラサク」(今年2月発売)など2曲を披露。会場をぎっしりと埋めつくしたファンから手拍子が巻き起こると「すごい!!」と大興奮していた。 昨年12月にデビューしたICONIQは、初日公演の愛媛(7日)から全公演に出演。この日もお色気たっぷりの衣装で新曲「TOKYO LADY」など3曲を熱唱した=写真(稲岡悟撮影)。また、4人組女性ダンス&ボーカルグループ「SPEED」も96年にデビュー以来、念願の初出場。そのほか、人気キャラクター「ハローキティ」が、DJ Hello KittyとしてDJプレーを披露し、会場を盛り上げた。 ◆東方神起3人も大熱唱圧倒的に人気だったのは、活動休止中の韓国のボーカルグループ「東方神起」のメンバー3人からなるユニット「JUNSU/JEJUNG/YUCHUN」。3人がステージに登場すると、会場全体の7割近くのファンのペンライトが、a−nationカラーの青から東方神起カラーである赤に変わり、悲鳴のような黄色い大歓声がスタジアム中に響き渡った。 ジュンス(23)は「今日も暑いですけど、暑さに負けないように頑張っていきますので、最後まで盛り上がっていきましょう」とあいさつ。3人のオリジナル曲「いつだって君に」など6曲を披露した。
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