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【スポーツ】

名古屋女子マラソン、12年から市民ランナーに門戸 

2010年8月31日 22時52分

 五輪など国際大会の代表選考会を兼ねる毎年3月の「名古屋国際女子マラソン」が2012年から、市民ランナーも走る「マラソンフェスティバル(仮称)」として開催される見通しとなった。ハーフがある「名古屋シティマラソン」も併催。女子マラソンは1万人以上の参加を見込み、世界初の大規模な大会になる。

 日本陸上競技連盟、愛知陸上競技協会、愛知県、名古屋市、同市教育スポーツ協会、中日新聞社は1日、開催に向けて準備委員会を発足させる。

 現行の名古屋国際は来年3月13日の第32回大会で終了する予定。「ナゴヤウィメンズマラソン(仮称)」に名称を変え、12年3月11日にマラソンフェスティバルの一部門として行う。

 コースは名古屋城周辺や100メートル道路など愛知、名古屋を代表する名所旧跡を巡る内容で調整する。市民ランナーがトップランナーと一緒に走れるよう、出場資格の制限時間は7時間を軸に検討する。

 毎年11月の「名古屋シティマラソン」も今年を最後に一本化。男女のハーフマラソン、10キロ、4キロを実施する。総参加者数は3万人を想定し、国内屈指の大会になりそうだ。

 31日に会見した愛知陸協の外山幸男理事長は「市民ランナーの底辺拡大、生涯スポーツとしても貢献できる大会にしたい」と話し、国際陸上競技連盟の格付けで最高位の大会を目指す意欲を見せた。

(中日新聞)

 

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