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5.Take it Easy!! 気楽に行こうよ!

 

記: では最後に、この記事を読んでいるであろう放送作家を目指している若者たちにメッセージをお願いします。

響谷さん: みんな中学・高校の時って社会に出て仕事しなきゃいけないって思うと気が重くなるじゃないですか。そんなことなくて仕事って楽しいんですよ、絶対に。だからみんな楽しいことを選べばいいのに、今の日本の社会は偏差値主義的なものがあって世間一般的に、自分が面白いか面白くないかじゃなくて、人から見ていい会社かどうかとかいい仕事かどうかを気にしながら気にして決めるから、だから仕事がおもしろくない。本人がその仕事が一番面白いか判断すれば絶対みんな面白い仕事をして楽しめると思いますよ。あと、強く思いつづけること。人よりこの仕事や夢が好きなんだっていうふうに思えばタイミングっていうか運がまわってくるから。運があるとかないとか世間でよく言われるけれども、運って自分でつくるものなんですよ。僕は今まで自分がやりたいって思ったことって結局やれてるんですよ。絶対夢って叶うと思いますよ。まず自分がそこでイメージをいだいてこういうふうになりたいって思わなきゃスタートしないんですよ。そこであきらめたらもう終わりじゃないですか。

僕が中学生・高校生だったら格好つけたこと言わないで欲しいって思ってたのね、小さい時から。みんな世間ではかっこいいこと言うじゃない。なんかそういうのに反発っていうか、あまのじゃくだったから。本当はどう思ってるんだみたいにね。みんなが思ってるほど一人一人がすごいわけではなくてやっぱり縁だし。メッセージ的にはTAKE IT EASY!!気楽にいこう、その場その場でそんなに真剣にならないって。プールで浮かんでる感じで。日本って落ち込んでる時にはがんばってって声をかけるでしょ。アメリカでは気楽にいこうよって声をかける。その差ってでかい。うつ病の人に頑張ってて言っちゃあいけないっていうじゃないですか。それと同じで子供の時に頑張ってって言われなくてもわかってるよ、がんばってるよって僕は思ってたし。逆にそんなにがんばらなくてもいいよって言ってくれる人が周りにいてくれたら良かったと思いますね。こんな馬鹿な奴でもちゃんと生きているんだっていうのが僕のメッセージ。

あ、それから。中学生・高校生とかでこんな企画やったら面白いんじゃないとかあったら大募集!!そういうの興味ある人とかでもいし。僕の場合こういう番組をするようになったきっかけはとんねるずの構成作家との人と知り合いになったってことで。多分なかなかこういう出会いっていうのもないじゃないですか。僕は今までそういう風に縁があったわけで、この業界に興味ある人がいたらE-Mailもいいし企画とかなんでも送ってくれれば、別に会って話をしてあげてもいいしね。中学生はさすがにやっぱりなかなか話す機会がないんでね。でもE-Mailならね。送ってくれれば全部返信しますから。中学生・高校生、まあ大学生もですけど、時間っていっぱいあるじゃないですか。時間があるって最大のメリットだから有効に色んな遊びしたりとか本読むのもいいし、とにかく自分が好きなことから徹底的にやる事だと思います。変な話人間って明日死ぬかもしれない。だから5年後とか10年後とかって考える必要ってないと思う。その場その場、一瞬一瞬を一生懸命生きて、遠くても未来3年後くらいを考えていればいいんじゃないかな。それまでは1日1日を楽しく生きたいっていうのがあります。あんまりだから中学・高校の時から就職とか考えなくていいと思う。ENOYしなくちゃね。ENJOYできないんだったらE-Maliしてきて。何がつまんないの?ってね。

 
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