トップ :: A 生活必需品 :: A23 食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理

【発明の名称】 白タレ錦海
【発明者】 【氏名】多田 広志
【課題】本発明は、主として業務用ラーメン店、中華料理店、和食店、居酒屋、洋食レストラン等々で、簡単かつ高度な味付けが行え、調理調合性に優れ、且つ保存性も良く新しい貝類の旨みと味に富んだ中華、和食、洋食の調味料組成物を提供する。

【解決手段】魚類(イワシ、サバ、マグロ、タイ)等との削り節と貝類(カキ、ホタテ)、そして新しい味としてシーリ貝の成貝(約5〜10年もの)の天日干しを赤ワイン、日本酒、水、100%リンゴジュースを各25%等分で作った調味水を約30分煮詰めた後に黒砂糖及び粉末根コンブ、沖縄産天日塩を加え、さらに120分弱火で加熱処理することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 魚介類(イワシ、サバ、マグロ、タイの削り節と生カキ、シーリ貝の天日干し)と赤ワイン、日本酒、100%リンゴジュース、根コンブの粉末、黒砂糖から選ばれる一種類以上の貝材を含む、和食、洋食、中華の調味料組成物で貝材を除いた部分の、液体調味料を110℃〜120℃で約30分煮詰めた後に沖縄産天日塩を加えさらに120分弱火で加熱処理をした、和洋中の調味料組成物。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、和食、洋食、中華の調味料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、中華料理店、洋食店、和食店等においてはの各種味付けの調味料としては、砂糖、塩、正油、酒、味噌、みりん、及び化学調味料(味の素)等各個別な味付けを順に行っておりますが、今回の発明であるこのタレは一種のみで、それらの総合的な味付けが行え、各種素材の味付けが短時間にて終了する調味液となります。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点があった。今までの調味料の中に、アルコール類(日本酒、ワイン)等の中に直接、天然昆布から成るグルタミン酸又は魚介類から成るアミノ酸等を混ぜ合わせた液体の調味液は存在していなかった。本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、魚類(イワシ、サバ、マグロ、タイ)類の削り節と貝類(カキ、ホタテ)そして新しい味としてシーリ貝の成貝(約5〜10年もの)の天日干しを赤ワイン、日本酒、水、100%リンゴジュースを各25%等分で作った調味水で約30分煮詰めた後に黒砂糖及び粉末根コンブ、沖縄産天日塩を加えさらに120分弱火で加熱処理する。本発明は、以上のような構成よりなる和食、洋食、中華の調味料組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。赤ワイン、日本酒、飲料水(水)等を、各等分に混ぜ合わせた液体の中に、魚類(サバ、イワシ、タイ、トビ魚)の削り節、及び貝類(ホタテ、カキ、シーリ貝)のエキス、その他粉末の昆布、天日塩、黒砂糖等を加え加熱処理をした調味料を製造する。液体調味料の塩分濃度は25%〜30%以内で、アルコール濃度は2〜3%以内の範囲で調節する。この液体調味料は、塩の他、天然の昆布粉や魚介類等の天日干しのエキスが加わるため、人体に有用な各種ビタミン、ミネラル等を含んでいる。この液体調味料は各種食品工業の添加物としても、又、家庭で作る各種炒め物やなべ料理等に使用しても良い。又、本液体調味料は、液体であるので分離性が高いという長所がある。又、この液体調味料の製造過程で、120分〜150分の加熱処理をしてあることと尚かつ塩分濃度(25〜30%)とアルコール濃度(2〜3)を保っているので、細菌等が無く使用期限の延長(日持ちする)という長所がある。
【0006】
【発明の効果】中華料理、洋食、和食等の味付けを、素早く実施することが可能になり、且つ今までは幾種類もの調味料をその度に使い分けなければならなかった高度な味付けの手順、技術をこの本発明の液体調味料を使用することによって、各種素材の味付けを短時間に簡単に行うことができる。
【出願人】 【識別番号】502064896
【氏名又は名称】多田 広志
【出願日】 平成14年2月5日(2002.2.5)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−225069(P2003−225069A)
【公開日】 平成15年8月12日(2003.8.12)
【出願番号】 特願2002−67658(P2002−67658)