●かんべえの不規則発言



2010年8月 







<8月21日>(土)

○先日の「産経志塾」の講義内容が紙面で収録されているので、リンクを張っておきましょう。

【産経志塾】エコノミスト・吉崎達彦氏 海外で売れる商品作りを

@ http://sankei.jp.msn.com/life/education/100821/edc1008210750002-n1.htm 

A http://sankei.jp.msn.com/life/education/100821/edc1008210750002-n2.htm   

B http://sankei.jp.msn.com/life/education/100821/edc1008210750002-n3.htm 

○しかしこの写真はいかにも「オヤジ文化人」て感じだなあ。まあ、見た通りなので、しょうがないんですけど。


<8月22日>(日)

○民主党代表選、なんとなく正体が見えてきた気がします。

○菅首相は、自民党でいえば故・橋本龍太郎のようなもので、「富士山タイプ」なんですな。遠くから見るといいけれども、近くで見るとダメ。だから周囲で汗をかこうという人があまり居ない。党内の人気もない。だから、民主党内の大勢としては、このタイミングで首相を代えちゃダメだと分かっているけれども、参院選の敗戦を考えると黙っていられない。そこで反・菅勢力が盛り上がる。

○そこで最初は海江田さんが立った。ご本人なりに真剣だったようだけれども、「海江田総理」はちょっと想像できませんわなあ。なにせ閣僚経験もなければ、選挙に落ちたこともある人ですから。悪いけど施政方針演説をしたり、オバマと首脳会談をする海江田さんは、「あり得ない」画像である。ということで、たぶん推薦人も集まらない。そういうことが段々分かってきて、反菅勢力としては賭け金を吊り上げる必要が出てきた。

○「やっぱり小沢さんしか居ない」という思いが高まって、8月19日の軽井沢における鳩山さんの勉強会に、民主党議員が大勢集まった。このことを、大手メディアは大袈裟に取り上げる。その心は、「できれば菅対小沢の対決が見たい」から。その方が代表選が盛り上がるし。そのためには、小沢待望論が高まっているように錯覚してほしいので、わりと報道は好意的である。とりあえず、山岡さんあたりはその思惑に乗せられているようだ。

○でも、小沢さんが立った瞬間に、メディアは手のひらを返すわけであります。ただちに「政治とカネ」の大合唱が始まることでしょう。だって、ホンネの話、メディアは小沢さんの末路哀れが見たいわけでありますから。小沢さんもそこは分かっているので、慎重に様子を見ている。下手をすれば、西南戦争に駆り出された西郷隆盛になってしまいますからね。まあ、それもあの人らしい終わり方だという気もしますけど。

○ビミョーなのが鳩山さんで、この人の思いはまだ消えていない。こんなところで、未練がましいことを話している。でも、本気で菅さんのクビを取ろうという気はなくて、「自分の路線をちゃんと引き継げ」という条件闘争をしているのでしょう。だから、小沢派に肩入れするように見せかけながら、官邸に対するシグナルも送っている。ここである程度は動いておかないと、自分の手兵たちが納得してくれないという事情もある(鳩山派の若手は困っているのです)。

○官邸側(たぶん仙谷長官)は、この辺の間合いをよく分かっていて、9月の「ロシア訪問」や10月の「気候変動パネル」に首相の名代として鳩山さんを起用するでしょう。だったら、前首相としては不満はないところなので、鳩山派は最終的には取り込まれてしまうでしょう。そこで小沢派は見捨てられるわけだけど、だからといって党を割るようなエネルギーもない。だって、あれだけ若い民主党の議員たちが、68歳の人についていくわけがないでしょ?

○ということで、今回の民主党代表選は2003年の自民党総裁選みたいな感じかなあ、と考えております。


<8月23日>(月)

○会社で昔から世話になっていたN先輩が、この週末に亡くなっていた。死因は癌で、享年61歳。ここ数年、何となく疎遠になっていて、あまり話していなかったのだけど、「まあ、社内に居るんだから、いつでもいいや」と思っていたら、こんなことになってしまった。確か最後に飲みに誘われたときも、適当な理由をつけて断ったような気がする。でも、Nさんと会話する機会は、もう二度とない。ちょっと呆然。

○Nさんからは、大事なことをたくさん教わった。「世の中に、納得のゆく交渉なんてものはない」と聞かされたのは、労使交渉の団交の最終局面だった。交渉というものは、お互いに最後まで手の内は明かさない。だから、「取れるだけ取った」「こちらの完勝だ」なんてことはありえない。委員長がそう言うから、聞き分けのない執行委員だった私も、それでようやく降りる決心がついた。実はそこに至る過程が長いストーリーなのだが、それは本筋ではないし、あまりに古い話なのでさておく。

○商社マンとしてのNさんは、営業に関するウンチクも深かった。なるほどと思ったのは、「無茶な要求を言ってくる客は、かならず誰かに言わされていると思え」。確かにその通りで、相手の上司か誰かが無謀なことを言い出して、担当者は半分困り果ててこちらに電話している、てなことが多いものである。そうと思えば腹も立たないし、この担当者に恩を売るチャンスだと考えればいいわけだ。これって応用範囲の広い教えだと思います。

○それから、「鮨を食うときに、酒を飲まないなんて話があるか」とも教わった。そうでないと、鮨に失礼になのだそうだ。私はNさんほど美食家ではないので、昼飯時はさすがにここまでは実践していない。いつぞや渋谷で一緒に飲んだ際に、帰りに店が用意してくれた土産用のサバ寿司があり、これが死ぬほど旨かった。翌日、軽いじんましんがでたけど、それを忘れさせるほどに旨かった。残念なことに、店の名前も場所も覚えていない。今となっては、幻のサバ寿司である。

○果たさなければならない義理もあれば、省略してしまう義理もある。ついつい後回しになるのは、身近な人、古い人、直接仕事に関係のない人である。ということで、手抜きをしてしまったことを悔やんでいる今の自分がいる。さりとて、今さらどうなるものでもない。歳月人を待たないぜ、と肝に銘じよう。


<8月25日>(水)

○日本てのは変な国で、役所や大企業などの組織では、トップの意向よりもミドル層の意見の方が通ったりする。こういう意思決定システムは、やることが決まっていて、全体で一糸乱れずに動くべき時は、まことに有効に機能する。が、大所高所で判断する人が居ないので、長期的な視野に立って物事を決めるとか、物事が変になったときに後ろ向きの決定をする、てなことができない。終戦の決断がなかなかできなかった、なんてのはその典型であろう。

○そもそもミドル層というのは、調子がいいときは元気に働くけど、悪くなったときは自己防衛を図ったり、責任を他人に転嫁したりすることに忙しく、衆知を結集して途方もなく阿呆な決断を下しがちである。その場その場の勢いやら、組織の体面やら、レベルの低いことで物事を決めてしまい、後になってから「あそこはああするしかなかった」などと弁解したりする。そんなのはトップの言うことではない。トップたるもの、歴史の評価をこそ怖れるべきであって、仲間の顰蹙やマスコミの雑音などは断固無視しなければならない。

○何が言いたいかと言うと、この期に及んで為替介入やれとか、金融緩和やれとかの大合唱は、典型的な「ミドルの発想」であって、後で振り返ってみると大概が後悔しそうな代物である。「そうは言っても、政府がここで何もしないわけにはいかないだろう」なんてゆーのが、そもそもトップの責任の重さを知らないミドルの発言であって、個として自立できていない人にありがちな発想である。モーサテのコメンテーターが言うくらいはご愛嬌だが、新聞の社説なんぞにその手の言辞が出るようになったら警戒警報である。

○もちろん政治家や日銀総裁などは、こういうときは「腹芸」や「涼しい顔」で乗り切ってもらわないと困る。記者会見をしている財務大臣の目が宙を泳いでいる、なんてのはサイテーである。悪いことは言わないから、与謝野さんあたりに来てもらって、「私はもう一回、副大臣をして学習いたします」と教えを請うてみてはどうか。ヨーダ・宮沢仙人なんぞは、ああいうときの対応は惚れ惚れするくらいに上手かったぞよ。

○しみじみ日本というのは、ミドルから下は優秀なのだが、トップが育たない変な国なのである。そんな国で、トップが「政治主導」を唱えるというのも、あらためて考えてみると大それた話であって、やっぱり官僚が運転してくれるバスに乗っているのが彼らにはお似合いなのではないか。タクシーの運転手に向かって、「右へ行け、左へ行け」と偉そうに指図をした挙句、大渋滞にぶち込んでしまった愚かな客のことを、何と言って笑えばいいのか。というか、これってまったく笑えない話ではないか。


<8月26日>(木)

○昨日の朝日新聞だったか、投書欄に「小沢待望論」を堂々と載っけていた。願わくばご当人の目に触れて意気に感じ、ついふらふらと代表選に立ってくれないかしら、みたいな思惑を感じてしまったんですが、それって性格が悪過ぎますかね。でも、今日になって本当に小沢さんが立ってしまった。当欄の8月22日に書いた、下記の表現がピッタリ来ます。

「下手をすれば、西南戦争に駆り出された西郷隆盛になってしまいますからね」。

○表面的にはコワモテだが、部下には優しい情の人・小沢は、とうとう仲間の声に押し出されるようにして立ち上がった。この場合、山岡副代表が桐野利秋の役回りでしょうか。

○しかるに西南戦争のときとは違い、明治政府側が圧倒的に優勢とも言い切れない。例えば大村益次郎のように、「将来、薩摩を相手に戦うときが来るだろうから、大砲を用意しておけ」なんて用意周到な軍師は見当たらない。しかも菅首相〜仙谷官房長官〜野田財務相のトリオは、ここ数日の円高対策であっと驚くような無能振りを見せつけてしまった直後である。ひょっとすると薩摩軍が意外に優勢で、最後は長州に攻め入って奇兵隊=菅首相を討ち取ってしまうかも。なにしろ菅さんの代表選の戦績は3勝4敗とけっして強くない。西南の役、転じて長州征伐、なんてことになったら目も当てられません。

○もっともそこは「党内は無党派が6割」と言われるサークル体質の民主党ですから、かつての自民党総裁選のときのようなガチガチの戦いにはならず、「当日の演説を聞いてから投票する」式の議員が多く、当日まで分からない戦いになるのかもしれません。まあ、それにしても政権与党なんですから、主導権争いはだんだん本格化するわけで、「いくつものグループを掛け持ちする」なんて贅沢はだんだん許されなくなるのでしょう。そろそろ民主党の方を「派閥」、自民党の方を「グループ」と呼び方を変えるべきではないでしょうか。

○というわけで、菅対小沢のこの対決、いかにも「最後の決戦」といった風情なわけですが、あらためて考えてみると「どちらが日本の首相にふさわしいか」というよりは、どちらがよりマシか、という消去法の選択ですね。「首相をコロコロ変えるわけにはいかない」vs.「菅首相ではこの難局を乗り切れない」ですから。もっと言えば、「富士山=菅に対する党内アレルギー」と、「政治とカネ=小沢に対する国民のアレルギー」はどっちが軽微か、という戦いでありますな。

○ちなみに脱力さんによれば、今宵の時点ではこういう情勢であるらしい。さて、この一人とは誰でありましょうや。

今夜の票読み:菅首相リード。1対0だけど…。


<8月27日>(金)

経済広報センター主催、日米関係のシンポジウムへ。考えさせられること多し。

○菅さんは代表選で小沢さんの挑戦を受け、オバマ政権は中間選挙の苦戦は必至で、秋の到来を前に日米双方の民主党にとっては苦しい時期である。でもって、アメリカ側は多事多難につき、「とりあえず防衛予算は削りたい」という強いモティベーションがある。「中国の軍拡甚だしき折ではありますが、当国としてはもうこれ以上カネは出せませんので、同盟国の皆さんご協力をよろしく」てな話が遠からず出てくるだろう。そうなると、日本側も財政難であり、グァム移転費用やら思いやり予算やらミサイル防衛やらがあり、「やってられまへんがな!」ということになる。

○最悪のケースは、オバマ大統領訪日の際にこの話が出て、それを迎える小沢新首相が「断固拒否する!」と言い出して、国民の喝采を浴びてしまうケースであろう。とにかくアメリカに逆らうというだけで喜んじゃう人って多いからなあ。でも、それで中国は大喜びするだろう。小沢さんは民主党代表選でも、また「国連重視外交」を言うんでしょうかね。頭痛いっす。

○それはさておいて、日米の防衛予算については、なるべく早い時期に二国間協議を始めた方が良いと思います。日本側としては、普天間基地移転の費用を払うのはいいが、思いやり予算は不評につき減らしたいし、ミサイル防衛は少々もったいない気がする。他方、北海道の陸上部隊を南西方面に移動して日本版海兵隊にせよ、という声もあり、これらはすべてカネのかかる話である。もっといえば、武器輸出三原則を緩和すれば、防衛予算をかなり削減できるという計算もある。こういう問題は、なるべくパッケージで考えるべきである。

○ついでに言っちゃうと、思いやり予算(Host Nation Support)の年間約2000億円は、表面的には米軍兵士が受け取るけれども、最終的には日本国内で費消され、日本人の手に還元される(少なくとも本国に持ち帰られることはない)ので、税金の使い道としてはそんなに悪くはない。なおかつ、これを減らすと米軍基地が機能しなくなるというデメリットもあるので、ホントなら減らさない方がいいんですよね。

○どっちにしろ、防衛予算の問題は遠からず日米間の重要マターとして浮上するでしょう。新安保条約が誕生して今年で半世紀、歴史的にもめずらしいほど成功した同盟関係だが、これから先はかなり苦労しそうである。


<8月29日>(日)

○水戸で個人投資家向けの講演会。この1週間であまりにもいろんなことが起きたもので、民主党代表選がどうなるか、金融緩和や為替介入は出るのかどうか、てな話を少々。あたしゃどうも、週末のジャクソンホール演説がひとつのきっかけになって、今週から市場が落ち着き始めるんじゃないか、てな気がしてるんですよね。政治は相変わらずの体たらくですが、円高株安は一服するんじゃないでしょうか。

○日曜の朝にもかかわらず、会場のホテルには大勢お越しいただいたのですが、ふと気がつくとエレベーターの中などで中国語が聞こえてくる。そうなのだ、茨城空港が開港したので、LCC(Low Cost Carrier)に乗って、中国からの観光客が大勢来ているのだ。水戸の周辺にはゴルフ場も多いので、格安航空券で日本に来て、サクッと遊んで買い物して帰る、というパターンが多いらしい。お買い物は電化製品、特に電機釜が人気であるとか。

○最近はちょっとやけくそ気味になっているせいか、「こんなに希望のない国の通貨が上昇するのはおかしい」てな意見もよく聞くのですが、世界の成長センターであるアジアの中にある日本経済、というのはそれだけで実は結構、旨みがあったりする。円高だって、海外の優良資産を買う絶好の機会ではありませぬか。要はわれわれのやる気次第というものです。

○とりあえず政治に何か期待する、なんて馬鹿なことはやめましょう。菅さんも小沢さんも、たぶん頭の中に経済や金融のことはまったく入っていないはずです。


<8月30日>(月)

○『内訟録(ないしょうろく) ――細川護煕総理大臣日記』を読了。細川氏、なかなかに肝の据わった人物であったことが分かるが、他人に対する関心が極端に乏しい人なので、周囲の人物評が乏しい点がちと物足りない。自分が直面したクリントンやエリツィンに対する関心の乏しさは、ちょっと不思議なほどである。他方、ドゴールなどの歴史上の人物は熱意が込められ語られている。当今ではめずらしいキャラといえましょう。

○本書でもっとも関心を集めるのは、武村官房長官と小沢新生党代表幹事の確執をめぐる経緯でありましょう。これを読む限り、武村氏がやっていたことは官房長官としては論外である。が、小沢氏も大人気なく、こういう人が股肱の臣だったら困るだろうなあ、と感じさせられる。そういう微妙なバランスの上に立った細川政権であったが、首相自身はさほど愚痴をこぼすでもない。殿様というのは、そういうものなのだろうか。ご当人はウルグアイラウンドでのコメ開放と、政治改革法案の成立で、「もう自分の仕事は終わり」と恬淡としていた。やはり不思議な人でありますな。

○それから『スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼン』を読んでいる。有用なノウハウが満載、というほどではないのだけど、ときどき「おっ」と思う記述がある。

「聴衆は製品のことなど気にしない。人が注意を払うのは、自分自身だ」

「魔法の数字は3だ。映画、本、演劇、プレゼンテーション・・・・名作はいずれも3幕構成となっている」「米海兵隊もこの問題を詳しく検討し、2や4よりも3のほうが効果的だとの結論に達した。だから、海兵隊の組織は3を基本に組み立てられている」

「プレゼンテーションを聞きに来る人は、プレゼンターに会いに来ているのであって、プレゼンターの言葉を読みに来ているわけではない」。


○自分のために書き留めておきます。もういっちょ、これはジョブズがスカリーを引き抜こうとしたときの殺し文句。

「一生、砂糖水を売り続ける気かい? それとも世界を変えるチャンスにかけてみるかい?」

――こんなセリフを聞いたら、どんな人の人生でも変わってしまうだろう。

○7000円もする本を買ってしまった(正確には6800円+税)。それは『孤独なボウリング』(ロバート・D・パットナム/柏書房)。アメリカ政治をかじっている者であれば、誰でも知っている名著。でも、翻訳が出ているとは知りませんでした。しかしまあ、こんな689ページもある本が翻訳されてしまうのですから、日本の出版文化はたいしたものです。なんでも朝日新聞が選んだ「ゼロ年代の50冊」の第9位であったとか。ついでにこれも「積ん読」状態の『This time is different』も翻訳されませんかね。

○もうひとつ。今日聞いて感心した言葉。

「トマス・エジソンは過大評価されている。本当に偉いのはヘンリー・フォードだ。彼が発明したアセンブリーとマス・マーケティングこそが、20世紀の偉大なアメリカを築き上げた」

――トヨタのカンバン方式には、後世、どんな評価が与えられるのでしょうか。


<8月31日>(火)

○およそこの世の中で、「トロイカ体制を守ろう」なんて試みがうまく行った試しはございません。ローマ時代の三頭政治の昔から、三者並立は過渡的な安定というのが歴史の教訓です。少なくとも、現体制を維持することを自己目的としてしまえば、そんな政治家に与えられる評価は「ヘタレ」が関の山でしょう。そういう意味では、昨日の菅さんと鳩山さんのヘタレ会見は、加藤政局以来の情けなさでありました。

○鳩山さんはトロイカのことを「フレミングの法則」に喩えたそうですが、さすがは理科系出身。要するにこういうことなのでしょうか。

(1)親指=導体にかかる力:鳩山さん(宇宙人なので、無重力状態で上に引っ張られる)

(2)中指=電流の流れる方向:菅さん(元サヨクなので、ついつい左の方向に流される)

(3)人差し指=磁界の方向:小沢さん(検察が怖いので、ついつい後ろの方向に下がっていく)

○頭痛いっす。早くトロイカ全員を「一丁上がり」にしないと、民意はどんどんこの政権から離れていきますぞ。特に鳩山さん、戦略なきキングメーカーは困ります。迷惑をかける相手は沖縄県民だけで足りないのでしょうか。せめてこの上は、「外交って意外と面白いから、僕に外務大臣をやらせてくれないかな」などと言わないように。あの人を早く禁治産者にしないと、この国の将来が危険だと思います。










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編集者敬白





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by Kanbei (Tatsuhiko Yoshizaki)