August 31, 2010

これってショックだよね…

ネットを色々見ていたらこんなのが出てきた。

これはショックだな、実際。

これが現実なのか?


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http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w54036656#enlargeimg




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そうだな…

いいタイトルが思いつかなかったが、
先日のエントリーをネタに
元fight野郎のコメント欄が2ちゃんねる化している。

ブログ主は相変わらず放置したままだけど、
反響の大きさやコメントの数に喜んでいるのかな?
蛆虫集めてそんなに嬉しいのかねぇ。

常識ある人間なら他人への攻撃のようなコメント、
程度にもよるけど、あまり変なのは削除するんだけどね。

まあ本人が放置しているから蛆虫が繁殖するわけだ。

断っておくけどアップグレードしたとは書いていないぞ。
していないとも書いてないけどね。
元々ビジネスクラスの人間を足元がより広い席に動かしたとしたらいけないのか?
10Aと10Bは壁の前の席だけどグレート・カリが座ってもまだゆとりがあるぐらい
前が広いんだ。
逆側の壁前は9Hと9Kだけど10ABとくらべたら50センチ以上壁が近い。
その時点で空席であれば友達とかをよりよい席に動かすのはいけないことだとは思わないけどね。

ただ、スーパーバイザーやリードがその席を誰かにアサインすることを決めている場合もあるから、
席変えは一言ことわってからやるわけだ。特に「よりよい席」はコミュニケーションをとらないと
いけない。

エコノミーにしろ、同じエコノミーの窓際でも64Aとかは横に30センチぐらい空間があって
楽な席だし、非常口のところの席は足元が広い。

乗客が全員搭乗したあとで空いている席に動かすのは我々の勝手だど思うけどね。

それを「知り合いだけが優遇されるのか」と怒るのはオツムがたらないんじゃないのかな?

例えば車を買うとする。友達に車のセールスマンがいたとして、そのセールスマンに売ってもらった場合、
一般的な値段より安く売ってもらえることってあるだろ?

そうした場合、他の客は「友達に安く売って俺には値引いてくれなかった」って怒るのかい?

アップグレードにしたって私は航空会社に入る前に知り合いにけっこうやってもらってた。
誰でも出来るわけじゃないし、国際線アップグレードとなれば限られた人間しか権限がない場合も多い。

私は成田にいた某アジア系航空会社のGMをよく知っていたからいつもいい思いをしていたよ。
そこの成田〜ロサンゼルス路線、機体は3クラスのキャビンだったんだけど、
ビジネスとエコノミーだけ売ってファーストのキャビンは
(1)その航空会社の重役
(2)重要取引先の重役
(3)オーバーソールドになった場合にビジネスクラスを買った
  マイレージプログラムの超お得意会員を動かす。

その3つしかやらないから、普段は誰も乗らない場合がほとんどだった。

私はビジネスクラスの切符を買うたびにファーストのキャビンに入れてもらっていたけど、
たいがいの場合は貸し切り状態だった。

私一人の為にキャビンクルーが2人も3人もついていたこともいい思い出だけどね。

これは世にいうところの「コネ」というもので、悪いことじゃないだろ。
友人の一人、この人はこのブログにも書いたけど、札幌でクリュグほかの高級酒を
ご馳走してくれた人。この人も10年近く前にそのGMに紹介して、貸し切り状態でFキャビンに乗っている。

その後、サイモン猪木氏も紹介してFキャビンにのっているよ。
その人は去年他の空港に動いてそこでもGMやってるけどね。

我々は基本的に国際線の無料アップグレードはしない。
ただエコノミーがオーバーソールドの場合、
ビジネスに動かさないと乗れないパセンジャーが出てくるから
マイレージプログラムのランクが上の人からランク順にアップグレードする。

で、アップグレードするエリート会員が足りなかったりすると
あとはそれぞれのエージェントが個人的な考えのもとで人選をする。
また10人いるプラチナから3人だけ選ぶ場合とかも個人によって違う。

まず気をつけるのは家族連れでお父さんだけアップグレードとか
アベックのうちの1人とかはさける。

以前にも書いたが身なりで判断するエージェントも多いし、
チケットの値段で判断する場合もある。

美人の女性を優先するエージェントだっているし、
日本人をどうしても優先する場合が多いとみえる日本人エージェントだって実在する。
それを人種差別だとか、ブスを差別とか言っていたら、世の中差別だらけだろうと思う。

まあ色んなエージェントがいてバランスがとれているわけだけど。

私の場合なんか、今日のフライト、他のエージェントがすでに席をアサインした搭乗券を
用意している状況の中、そういう「まだ搭乗券に席番号が入っていないお客」を20人ぐらい
マイクで呼んで一人ずつ渡す係をやった。

その中の一人、アジア系の美人で真ん中の席を渡したのに凄く感じよく「サンキュー」と言って
受け取った人がいるわけだが、1分後に通路側の席が1席空いたのですぐに通路側に座席変更をして
マイクでその人の名前を呼んだ。

そして、その女性はすぐに現れたので「真ん中の席を渡しましたが、通路側が空いたので変更しました」
と言って渡した。女性はまた感じよく「サンキュー・ソー・マッチ」と満面の笑顔を浮かべた。

感じのいい人や行儀良くしている人にはなんとかよくしてあげたいし、逆の場合も実際にある。

色々書いたが、私は航空会社に入る前からゲートエージェントをやってみたいと思っていた。
その理由の1つとして、アップグレードやよりよい席を選択する権限が面白そうに見えたという
部分もある。

入社前に800万マイル以上、世界を飛んでいた私は、チケットカウンターの人は何もできない場合が多く
「最終的にはゲートエージェントの一存」ということをまのあたりにしていたのである。

話を戻すが、世の中、友人や知人を優遇するなんて、どこにいったってそうだということ。
コメント欄にもあったが「バイトしているラーメンやで友達が来た時、チャーシューを
多く入れてあげる」というのはいい例えだと思う。

コネも友達もなにもない蛆虫に限って騒ぎ立てているんだな、本当。
ちなみにテッド・デビアスはプラチナ会員。大切な「ハイ・バリュー・カスタマー」である。

今日は久々にショパンでも聴きながらロバート・モンダヴィの赤でも呑むか。

robert_mondani




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August 30, 2010

そういえば

そういえば先週の話だが
アムステルダム行きのゲートで働いていると
テッド・デビアス(父親の方)に遭遇。

「テディ!」と声をかけるとびっくり。

「いやぁ実をいうと『よく似た人間っているもんだなぁ』と思っていたが
まさか本人とはね。『アンタに瓜二つの男を知っているよ』と声をかけようと
思ってたところさ」とのこと。

乗客が全員乗ってから上司に相談して、
「よりよい席」に動かす許可を取った。

飛行機に入り、面識がないようによそおって
「サー、申し訳ないのですが手違いで間違った席を渡してしまいました。
手荷物をすべてまとめて、こちらへどうぞ」
というとデビアスはウインクすると黙って荷物をまとめて
私の誘導する席に動いた。

ついでに知り合いのフライトアテンダントが偶然乗っていたので
「この方は当社のVIPですのでよろしく」とお願い。

アムステルダムについてすぐ私の携帯電話にデビアスからの
お礼のテキスト・メッセージが入った。

デビアスが現役の頃、よく取材をしたが、それよりもっと思い出深いのは
私が19歳で初渡米した際、カンザス州ウィチタからアマリロまで同じ飛行機に乗り、
アマリロにつくとデビアスが「ザ・イン・アマリロ」というホテルまで
彼の車で連れていってくれたこと。
予約はなく、着いてから安いところを探す予定だったのだが、
デビアスがつれていってくれたのはアンドレ・ザ・ジャイアントなど
「お客さんレスラー」が泊っていたホテル。
デビアスは「彼は学生で金がないんで安くしてやってください」と
ホテルのフロントに頼んでくれた。

「いくらなら払えますか?」と聞かれ1泊40ドルが限界と言おうと思ったところ
間違って「フォーティーン」と言ってしまった。

「わかりました1泊14ドルでいいですよ」となった。
デビアスは「アンドレと一緒に会場にきたらいい」と言って
「面識がないから」と答えるとアンドレへの紹介状を書いてくれた。

ところが実際にアンドレに見せようと近づくと「あっちへ行け!!」と
追い払われ相手にしてもらえなかったのだが…。

なにはともあれデビアスとは1979年からの縁。
取材にも何度も協力してもらった。

19歳の時、31年前に世話になった人に、少しでも恩返しができたことは、最高に気分がよかった。


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August 29, 2010

山本小鉄さん

山本小鉄さんが亡くなった。

小鉄さんといえば、現役引退された時に行なった記念のイベントが思い出される。

いまからちょうど30年前、東京・水道橋の「あいうえお会館」で行なったファンイベント。
「炎のファイター」の小佐野景浩氏や小林和朋氏、「JWC」やその他多くのFCが
合同で行なった中、「ジャンボ鶴田友の会」の私も協力した。

小鉄さんは白いキャデラックに乗ってやってきた。

「カッコいい」ではすまされないカリスマをただよわせていた。
「スンゲー」といった感じか。

その時のキャデラック、ワイパーがみつからなかった。
実際はボンネットの中に隠れる形だったのだが、
国産車にそんなデザインはなかったので
「どうしてワイパーがないんだろう?」と思い
小鉄さんに聞いたところ「隠れているだけですよ」と一ファンの私に答えてくれた。

イベントが終わる際、ファンの爆発的な拍手と声援を浴びて
「鬼の小鉄」と言われた人が涙を流した。

心がジーンときたのは私だけではなかっただろう。

そしてそれから何年もしてどこかで読んだ話だが
「私は60歳になった今でも女房と手を繋いで寝るんですよ」
というのがあった。

素の小鉄さんがわかるいい話ではないか。

この話にも単純に感動し、それ以降真似をさせてもらっている。

山本小鉄さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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そりゃあ思い違いだぜ…

元Fight野郎のブログに
私が過去に書いた「ビッグビジネス」は
ドラゴンゲートの電子マガジンのことと推測されるといった感じのことが書かれていたが、
まったくのお門違い。

私だけなら、もう大概慣れっこになっているが、
ドラゴンゲートさんに迷惑がかかるようなことは書かないでほしい。
なんでドラゴンゲートさんまで巻き込むんだ?


私は電子マガジンをビッグビジネスとは考えたことがないし、
少なくとも現時点で小銭稼ぎというならともかく、
大金を稼げるわけがないと思っている。

ビッグビジネスが何であるかは明かしたくないが、
日本からビッグな金をもらうなどとは考えてもいない。
明かしたくないのは、陰険な輩が妨害工作をしたり
悪戯メールしたりして先方に迷惑がかかるのが嫌だからである。

佐久間氏の電子マガジン、ウエブサイトで少しだけのぞかせていただいた。

素直に素晴らしい出来だと思った。
ミルホンネットもあれぐらい立派なレイアウトをしてくれたらよかったのにと思った。
現在もミルホンの仕事を続けている井上氏あたりが気の毒である。

内容的にもしっかりと時間をかけているのが、よくわかる。
ミルホン1冊を作る何十倍もの労力がかかっているのではないだろうか。

ただ「予算がないんだなぁ」とハッキリと感じる。

週刊プロレスのように毎週多くの団体を取材すれば当然ながら金がかかる。
それがゆえの一団体ごとの一冊ということなのだろう。

先行投資としてはいいものがあるかも知れない。
ただ、資金力がない状況でのスタートであるならば、
軌道に乗るまで持ちこたえることが出来るかが疑問である。
佐久間氏には喰えるようになるまで、なんとか持ちこたえてほしいものだ。




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