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青森県つがる市の弘法寺で23日、知る人ぞ知る奇祭の夏期法会「火性三昧祈祷会」が行われた。巡礼者、信者、地元住民らを含め、観客は約300人というこぢんまりとした奇祭だが、中身は非常に濃い。
男性5人がたいまつを振り回し、「不動明王!」と叫ぶ〝たいまつの業〟。男性2人が熱したくわを振り回す〝くわの業〟。そして、和尚2人が熱湯風呂に入る〝熱釜の業〟だ。日頃の修行の成果を見せるというもので、お湯の温度は何と80度らしい。地元住民は「気を抜くと死ぬと言われていますよ」と明かすが、本当だったら気を張っていようが気を抜こうが大やけどだが…。
さらには、全員参加の〝火渡りの業〟まで。さすがに裸足ではなく、ワラジを履いてはいるが、子供が泣きながら、老人がしんみりと火渡りする姿は仰天だ。まさに、火、火、火の火性ざんまいの一日だった。
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