人気番組「逃走中」で株を上げた芸能人と下げた芸能人
8月28日に放送されたフジレテビの人気番組「逃走中」。
『逃走中』とは、ある「エリア」で「逃走者」が「ハンター」から「限られた時間」逃げ切ったら「報酬」をもらえるという「大人の鬼ごっこゲーム」。
最新作では、遊園地を舞台に、亀田興毅と大毅の兄弟2人が初参戦、めちゃイケメンバーが逃走者として参加するなどが見所だった。
そんな「大人の鬼ごっこ」では、いくつも逃亡者にリスキーなミッションが出題されるのだが・・・「参加するかどうかは逃亡者の自由」というだけあって、参加者は毎回名誉と賞金の選択が迫られる。
芸能人という人気商売にありながら、毎回ミッションに参加する人と参加しない人とで分かれる事から、賞金に対する「本気度」が見えるのだが・・・。
そんなシステムだけに、番組で「株を上げる芸能人」と「株を下げる芸能人」ではっきり明暗が分かれてしまうのが辛いところ。
今回、最も株を下げてしまったのが、昨年末、「お笑い芸人どっきり王座決定戦」で株を上げたばかりのナイツ塙。
最初から最後まで、ミッションに絶対参加しないスタンスを取るだけではなく、ミッションが発生する度に、「誰かがやってくれる」と他人頼み。
それどころか、ミッションを成功させた逃走者に対して、「テレビによく映りたい偽善者」などという発言をし、芸能人としての株が大暴落した。
結局は、途中でリタイアして賞金をゲットしようと発言した直後に、ハンターに捕まってしまい、番組では最後までいいところを魅せる事なく終わってしまった。
筆者は全く株を下げたとは思わないのだが、思わぬ所で一部の人たちの反感を買ってしまったのが人気モデルの「くみっきー」こと、「舟山久美子」。
ミッションに果敢に挑戦しては居たのだが、若いからか・・・独特な「ギャル言葉」が、古い世代の人には不評だったよう。
番組序盤で、狩野英孝が舟山久美子にいいところを見せようとアプローチをするシーンでも、狩野と別れた途端に「(ああいうタイプは)苦手ですねー」と言ったり、ジョイと電話を切った直後に「キモい・・」などの発言をした事も、一部の人に印象が悪く写ってしまった原因のようだ。
一方、番組で株を上げた芸能人も居る。
野生爆弾の川島邦裕と西山茉希は、ミッションに果敢にチャレンジし、賞金を目指しつつも番組を積極的に楽しみ、仲間と助け合う姿などが「行動が男前」「好感が持てた」など、視聴者から絶賛された。
また、番組の見所であった亀田兄弟も、序盤で兄の亀田興毅がすぐ捕まってしまい、一度開放されるも、2度目もあっさり捕まってしまうなどの情けない結果になったものの、弟の亀田大毅が兄の為に駆け回る「兄弟愛」は、視聴者からかなり好評の様子。
確かに、視聴者からしてみれば、ミッションに参加しないで一箇所隠れ&リタイヤで賞金狙いというのは最低な印象が残るが・・・。
番組としてはそういう人がひとりも居なければ面白くないのも確か。
今回「株を下げた芸能人」が、一番番組としての株を上げているのかもしれない。
jasumin