秋の京都では、北野天満宮の「ずいき祭」、北白川天神宮の「高盛御供」など、収穫感謝系のお祭が続きます。あちこちでお神輿がかかれ、神楽や舞楽が奉納され、お祭カメラマンの体力がそろそろ限界に近づく頃、皆さんご存知の「時代祭」が行われます。今年は新たに室町時代が登場して話題になりましたね。
時代祭と同じ10月22日の夜に行われる、京都の三大奇祭のひとつ「鞍馬の火祭」など、10月後半から11月には、火に関するお祭も多いようです。
「鞍馬の火祭」は全国的に有名ですが、京都には他にも、真夜中の2時頃から始まる「石座の火祭」、何十基もの提灯と花傘の行列が美しい「保津の火祭」があり、こちらもなかなか素敵なので毎年楽しみにしています。
火祭だけでなく、11月になるとあちこちの神社で「お火焚き」が行われます。急に冷え込んでくるこの時期に、炎の熱さがありがたいお祭です。 |

ズイキなど、色んな野菜類で作られている「ずいき神輿」
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