<< 2010年04月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

【京都新聞】捏造・歪曲記事の作り方【マスゴミ】 ニュース記事に関連したブログ

2010/04/12 18:35

 

通信使「鶏泥棒」ぬれぎぬ?
ネットで話題、伏見来訪の絵図公開 「一部だけ見ず判断を」
通信使「鶏泥棒」ぬれぎぬ? ネットで話題、伏見来訪の絵図公開 「一部だけ見ず判断を」
通信使「鶏泥棒」ぬれぎぬ?
ネットで話題、伏見来訪の絵図公開
「一部だけ見ず判断を」
4月9日 京都新聞朝刊23面(第三社会面)
 インターネット上などで「朝鮮通信使が鶏を盗んだ証拠」として取り上げられることが多い「通信使淀城下到着図」が、京都市歴史資料館(上京区)の展示「朝鮮通信使と淀」で公開されている。ネット上では一部をトリミングした画像が大半だが、同資料館は「絵図全体や記録をみると、盗んでいるとは断定できない。ぜひ全体をじかに見て判断してほしい」と呼び掛けている。
 絵図は、1748(延享5)年に朝鮮通信使が淀藩(伏見区淀)の城下を訪れた際の様子を、接待役を務めた藩士の渡辺善右衛門が描いた。使節を見ようと見物人が集まったにぎにぎしい様子が描かれている。
 路上で鶏を持った使節が周囲の日本人と争っているような様子が一部に描かれており、ネット上では「鶏を盗んだ」として、当時の朝鮮を非難する材料として取り上げている個人ブログもある。
 しかし同資料館によると、善右衛門が同時期に、当時の様子を詳細に記録した「朝鮮人来聘記」には、鶏が逃げ出した記録はあるが、窃盗の記述はなく、絵図の作者に使節を非難する意図があったとは考えにくいという。
 さらに、絵図全体を見ると、鶏を手にした使節の上には、使節の食材などを準備した建物「下行所」があり、鶏が民家で飼われていたものではなく、使節のために用意されたものだった可能性があるという。
 絵図には、暴れる馬を使節が取り押さえる様子も描かれており、下行所から逃げた鶏を使節が捕まえようとしたとの見方もできるという。
 資料館は「歴史資料は、一部だけを取り上げて断定すべきではなく、ほかの資料と突き合わせるなど慎重な扱いが必要だ」と話している。
 展示は5月16日まで。月曜・祝日休館。無料。
4月9日 京都新聞朝刊23面(第三社会面) 江藤均

京都市歴史資料館のソース画像

↓の赤枠部分が今回問題になっている箇所

ネット上で拡散している絵図の画像

ネット上で拡散している絵図の画像

有志による比較検証画像

有志による比較検証画像

※ネット上で拡散している絵図の右端に見られる乱闘シーンが記事に掲載された絵図ではカットされている。
ネット上で拡散している絵図の右端に見られる乱闘シーンが記事に掲載された絵図ではカットされている
参考文献
「アジア理解講座 4 日韓中の交流 ひと・モノ・文化」
吉田光男(東京大学大学院教授)編 山川出版社刊
ロナルド・トビ(イリノイ大学教授)による第十章の206ページより

「図6 淀城下町の朝鮮通信使 船着場から上陸して町の中をうろついていた朝鮮通信使一行が、町人が飼っているニワトリを盗んで逃げようとし、日本人とけんかになっている。(『朝鮮人来聘記』。京都大学文学研究科図書館蔵)」

おまけ
朝鮮通信使仮装行列の「賄い唐人」
左手に鶏(作り物)を持ち、右手で引きちぎった羽を口に入れようとしている。
腹が減ると生肉を意地汚く食べ散らかす野蛮人。
江戸時代の日本人が持っていた「朝鮮人のイメージ」のひとつである。
『土浦御祭礼之図』土浦市立博物館蔵
朝鮮通信使仮装行列の「賄い唐人」

関連:
【朝鮮】とある日の光景【通信使】

Media Patrol Japan ~日本が大好き~ - 日本を応援するニュースサイト

カテゴリ: その他  > メモ    フォルダ: 特殊アジア

コメント(0)  |  トラックバック(1)

 
 
関連ニュース
 
このブログエントリのトラックバック用URL:

http://5tq8joa9lfjaw9t.iza.ne.jp/blog/trackback/1545261

トラックバック(1)

2010/06/11 17:19

京都新聞が自爆記事で通信使を逆擁護 [気まぐれ御赦免船]

 

京都新聞が自爆記事で通信使を逆擁護 実はこの話題は取り上げないつもりでいた。Webの中から朝鮮通信使関連の記事を探し出して突っ込みを入れるという当ブログの原則から外れる上に、すでに他のブログでも再三話題に…