元プロレスラーで新日本顧問の山本小鉄さんが28日朝、低酸素性脳症のため長野県軽井沢町の病院で死去した。68歳だった。
29日、東京・赤坂にある山本さんの自宅は、ひっそりと静まり返っていた。背後には力道山ゆかりの「リキマンション」、斜め前には元ボクシング世界王者・藤猛の旧邸がある閑静な住宅街だが、遺体が横浜市内にあるということで関係者の姿はなかった。町内の関係者は「1カ月前にキャデラックの新車を買われたばかりで、お元気だったのに…。いい人でした」と、しんみりと語っていた。
(2010年8月29日)