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新時代を切り拓けない者らの鋒の収め方!
これだから政治家の言うことというのは信が置けない。
現首相・菅直人VS前幹事長・小沢一郎による民主党代表選に向けて多数派工作などヒートアップが予想された一方、小沢や参院会長・輿石東を加えた野党時代のトロイカ体制に逆行する挙党一致体制への会談が行なわれたという。
これは菅と、小沢を支持する前首相・鳩山由紀夫との間でもたれた話し合いで両者の一致を見た見解であるが、党分裂も辞さずとする政治生命を賭した本気モードの争いが繰り広げられるかと思いきや結局は誰もが政権与党の旨味からこぼれ落ちたくはないとする保身から決定的な対決・衝突を回避しようとする本能が働いているのである。
皆様方がこのブログ記事をお読みになっている頃には、既に菅と小沢による会談が行なわれて何らかの結論なり新展開が見られているのだろうが、彼らの奔走というのは国・社会のためでもなければ有権者のためでもない。
菅と小沢の対決など、どちらが勝っても日本国にとって好ましくないが、とかく政治家というのは菅にせよ「奇兵隊」やら「高杉晋作」といった明治維新の怪傑を内閣のキャッチフレーズとして持ち出したところで、己を投げ出してでも敵をせん滅する決死の思いが微塵もない。
小沢の不出馬と挙党体制の構築を以って敵対する者同士が手を組んで新時代を切り拓いた「薩長同盟」に擬えるとしたら悪い冗談でしかなく、現在の議会政治にまでその系譜が続く明治維新とその元勲らを絶賛するように引き合いに出すことほど胡散臭いものはないのではないか?
現在の政治における閉塞感を打破するには、むしろ『新選組』的な発想で敵をせん滅することで徳川将軍家に見られたハッキリとした名門の血筋で国を司る体制を打ち立てることだと思う。
一説によると、民主党内には韓国民団系の在日朝鮮人も相当数入り込んでいるとされ、これが外国人参政権法案の成立にも積極的なスタンスを示す小沢が代表選に出馬した場合は、党員として投票することが危惧されていた。
そもそも入党の段階からしておかしいのであって、私どもが以前に属していた『維新政党・新風』という小団体でさえ入党に際しては「日本国籍を有し」と、日本の政治を担おうとする団体である以上、その基準が明確にされている。
党の代表選とは言え、一国の宰相を選出することに直結するわけだから、ここで外国人参政権が事実上始動していては困るのである。
その代表選は菅−小沢会談によって回避される方向性にあるが、自らに確たる信念・信条もないから持論を政治生命を賭して戦わせることなく安易にくっ付いては離れ、またくっ付くという妥協を繰り返すのだろう。
伝えられるところによると、小沢は既に逮捕されている秘書・石川知裕と共にウナギ産地偽装で業者から毎月数百万円の資金提供を受けていたとされ、これまでの政治資金規正法違反とは違ってこちらでも捜査のメスが入るかも知れないとも噂されており、そのため強硬姿勢を改める方向に舵を切ったとも考えられる。
事前に行なわれた菅−鳩山会談では小沢の処遇などに関する具体的な言及はなかったようだが、むしろ全面衝突と党の分裂に繋がる強行出馬を取りやめる見返りに党を挙げて小沢を庇護し、その代わりに小沢らは菅体制の堅持に務める密約でも交わされたのではないか?
我々は政治屋じゃない!
さて、こうした衆愚政治とも言うべき議会政治とはまったく対極の価値観を掲げて台頭させてきた我が「行動する社会運動」(行動する保守・行動する運動)は現在、重大な局面を迎えている。
先刻インターネット上を駆け巡る情報からもご承知の通り、『在日特権を許さない市民の会』(桜井誠会長)と『主権回復を目指す会』(西村修平代表)の両代表はかねてからの意見の相違もさることながら、京都で両団体の関係者計4名が朝鮮学校への抗議行動に端を発して逮捕された事件の処理をめぐり、路線対立を表面化させた。
「行動する保守」としてスタートした我々の運動は元々一枚岩であったわけではない。しかし、ただ数が足りないとか勢力を大きく見せるためといった安易な理由で合流したわけでもない。
そこには「行動する」ことを忘却した既存の保守運動に見切りをつけ、一人でも多くの行動する有志を街頭へ引き出すことで在るべき運動体を構築するという共通理念に基づいて共闘が提唱された。
遡ること3年前、ブログ『日本よ何処へ』主宰の瀬戸弘幸が西村修平氏と行動を共にする以前のこと。
ニシムラ・シュウヘイなる人物について知っている者らに訊いたところ、瀬戸弘幸の周辺では誰一人として肯定的また好意的に見ている者はいなかった。
その後、人を介して直に西村氏と対面して共に行動するに至り、そこに在特会や村田春樹氏が率いる『外国人参政権に反対する会・東京』も合流し、様々な人が参加するようになった。
街頭で行動するという社会運動において参加者それぞれが横一線で繋がり、新たな運動と広範な交流も生んだ。
それで良いのである!
たとえ、自身を含めた100人のうち99人がその人に否定的で見限っていたとしても自分自身が肯定的且つ好意的に捉えられるのなら行動を共にすれば良いだけのことだ。
その結果、後に結局は袂を分かつことになろうとも、その時の選択にはそれなりの意味・意義があったのである。
我々は安易にくっ付いては妥協を繰り返す政治屋ではないのだから、自らの思想・信条から妥協は許せず共闘は不可能であると断じれば決裂でも何でもすれば良い。
今や民主党という政権与党からして朝鮮高校の無償化という在日朝鮮人への特権を拡大・増長させることに与している中で、この在日特権なる一つの問題を廃止するにしても在特会だけのチカラで成し得られるはずもなく、より先鋭的な行動で同じく在日特権廃止を目指す団体が何十、何百、何千と社会に台頭して来なければならない。
それほど敵は強大で、崇高な目的に向かって邁進することを現代日本では余儀なくされているのだから、その土壌をつくり出すことに今はそれぞれが邁進していけば良いではないか。
どちらが正しくてどちらが間違っているか、誰が正しくて誰が間違っているのか、全ては結果論であるし時間の経過が結論付けることに過ぎないのである。
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