ねずきちの　ひとりごと

まずは、記事引用〜〜♪
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萌え米袋の「あきたこまち」　注文殺到で販売一時停止
人気イラストレーターの西又葵さんが米袋のパッケージを描いた秋田県羽後町産「あきたこまち」新米が、注文殺到で販売を一時停止していることが2008年9月29日分かった。西又さんのイラストは、稲穂を手にした市女笠の美少女と、町の木である梅、町の鳥であるうぐいすをあしらったデザインとなっている。
新米人気は、美少女ゲームなどに描かれる「萌え系」のイラストが若者らに受けたためらしい。販売元のJAうごでは、ホームページ上に一時停止のお知らせ文を掲載し、10月8日をめどに販売を再開したいとしている。
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お米の袋といえば、一部、美人モデルを配したものなどもあるにはありましたけど、これまでのパッケージは、どれも、「こしひかり」であることや、「あきたこまち」であること、あるいは無洗米や新米であることといった、お米のおいしさや、性能という「機能」を、デザインしたものが主流でした。

ところが、この記事にある西又葵さんが米袋のパッケージを描いた秋田県羽後町産「あきたこまち」は、そうしたお米の「機能」ではなく、それとはまったく違った「萌え」が売れた原因になっています。

ここに、日本の社会現象の一部が象徴されてるんじゃないか？という仮説です^^;

だって、お米のパッケージには、他にも美人の写真を載せたもの、日本画風の美人画を載せたものなどあるけど、どれも売り切れになるほど注文殺到なんて聞いたことがないです。

美人画というのは、古今東西・洋の東西を問わず描かれるもので、美人やはり広告の花といえます。
多くの人を惹きつける女性というのは、それ自体がある種の文化的象徴だといえると思うのです。

マリリンモンローがヒットした時代。
ツイギーがヒットした時代、
アンジェリーナ・ジョリーがヒットする時代・・・などなど。。

でも、最近の日本で流行っている「萌え」は、それらとは、明らかに異なった次のような特徴があります。

■　二次元キャラクターである（３次元キャラよりも遠い存在）
■　少女である（肉体を誇示した大人の女性ではない）
■　かわいくて美麗な絵である（愛玩物的である）
■　目が非常に大きい（萌え系に共通）
■　瞳（虹彩）が大きい （萌え系に共通）
■　手足が細い （肉感的でない）
■　鼻の簡略化（小さい） （呼吸をしていない）
■　顔が平面的
（日本ではかつて、西洋美人がもてはやされましたけど、萌え絵の女性は東洋系？）
■　骨格や立体性が希薄
（骨がない・現実感がない・リアリティがない、肉感的でない）
■　頭部がやや大きい
■　口が非常に小さい
■　表情がボーっとしている

とくに、口が非常に小さくて、表情がボーっとしているというのは、非常に特徴的です。笑う、食べる、話すといった口の働きを否定したところに美しさ・かわいらしさを求めています。
つまり、会話や食事の相手ではなく、情動的でない。

また、二次元である、骨格や立体性がない、手足が細いといった特徴は、肉体的生物としての性を象徴していない。
つまり肉体的セックスの否定です。

たかが絵に、いちいちうるさい！と思われちゃうかもしれないけど、これって、ある種の社会現象の象徴じゃないかって思ったりするのです。

いってみれば、男たちのリアル女性否定の象徴！！

この「萌え系あきたこまち」が、「売り切れになるほどの人気」というのは、簡単にいったら、男たちがリアル女性に性的魅力を感じなくなったってこと。。。。！？

ようするに「萌え系」というのは、「肉欲を伴わない性の象徴としての美人画」といえます。
セックスレス夫婦なんて言葉もよく耳にしますが、リアルの♀に対して、♂が肉体的性を求めなくなった・・・！？

これって、少子化とも関係があるのかも・・なんて思ったりしているねずきちでした^^（笑）

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JAうごの西又葵デザインあきたこまち


[それは舞い散る桜のように][三月のノウサギ(takumichi)]西又葵ムービー