農林水産省は25日、宮崎県の口蹄疫(こうていえき)に関して疫学調査チームがまとめた中間報告書を公表した。既に公表している推定結果を踏まえた内容で、家畜が最も早く発症した6例目の農家とこれに次ぐ1例目、7例目について、発生の経緯を詳述。他の初期発生農家の発症時期の推定も記載した。農水省のホームページで(HP)閲覧できる。
一方、農水省は同日、県央部の農家に残された家畜の排せつ物から、口蹄疫ウイルスが検出されなかったと発表した。動物衛生研究所などが7月下旬、川南町などの計15農家で排せつ物を採取し、検査を実施した。排せつ物の温度は約67~25度(平均約53度)だった。【佐藤浩】
毎日新聞 2010年8月25日 21時35分(最終更新 8月25日 22時12分)