宮崎県延岡市で29日、市役所前の通り約500メートルを歩行者天国にした5000人の「市民焼き肉大会」があった。口蹄疫(こうていえき)からの復興を願って市民団体が主催した。
同市は口蹄疫の発生はなかったが、事前販売した2500円(2人分)のチケット5000人分は完売。焼き肉セットのパックは市内産の牛と豚(計550グラム)と野菜など。
ブロックを積み上げた簡易の焼き肉台で、大勢の市民が「終息」の味に舌鼓。香ばしいにおいと白煙が復興を告げるのろしのように立ち上った。【荒木勲】
毎日新聞 2010年8月30日 0時58分(最終更新 8月30日 1時03分)