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「菅総理vs小沢前幹事長」は不可避

2010年8月30日

 午後9時40分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 NHKの「ニュースウォッチ9」で、午後9時前に会談を終えた菅総理と鳩山前総理のぶら下がり会見の映像が流れていた。 「挙党態勢を確立する」という点で、両者の見解が一致したとのこと。 菅総理が、「『トロイカ体制+1』(菅総理・鳩山前総理・小沢前幹事長+輿石参院議員会長)に異存はない!」と明言していた。 鳩山前総理の仲介で、明日にも、菅総理と小沢氏の会談が行われるらしい。 これだけ見ると、民主党代表選は回避される可能性が高くなったように見える。

 が、しかし、自分は、鳩山前総理の調停は失敗すると分析している。 すなわち、「菅直人総理と小沢一郎前幹事長の対決」は避けられないということだ。 会談後の会見で、菅総理も鳩山前総理も「ポストの話は全く出なかった」と強調した。 が、この言葉を信じる政治家はいないと思う。 だって、そうでしょう? 菅総理が「挙党態勢を受け入れる」ということは、小沢氏(あるいは側近)を「重要ポストで処遇する」ということに他ならない。 加えて、小沢氏側が「脱小沢路線」の急先鋒と見なされている枝野幸男幹事長と仙谷由人官房長官の交代を求めるのは必至だ。 ましてや、枝野幹事長には参院選挙敗北の責任論がつきまとう。

 万一、菅総理が小沢氏を幹事長にしたとする。 あるいはどんな形であれ、「小沢氏に屈した」という印象を国民に与えたとする。 その瞬間に、菅内閣の支持率は、少なくとも10ポイント、急落するだろう。 最新の世論調査で菅政権の支持率が上昇しているのは、菅総理が「国民に極めて評判の悪い小沢氏」の圧力と戦っているというイメージを発信しているからだ。  つまり、菅総理には「小沢氏を幹事長に出来ない」事情があるのだ。

 今回の動きを、小沢氏の視点から見ると、どうなるだろう? 自分が小沢一郎氏だったら、自らが「政権の枢要ポスト」を担えない「曖昧な挙党態勢」など、全く意味がないと考えるに違いない。 いや、絶対に受け入れないと思う。 そんな形の決着は、実質的に「脱小沢路線の継続」を意味する。 それは、小沢氏にとって「政治生命の終焉」にも等しい。 だからこそ、今回は「捨て身の勝負」に出た。 だいいち、菅首相は「トロイカ体制に異論はない!」と言明している。 小沢氏を要職から外す理由がないではないか!(苦笑)

 「菅総理vs小沢前幹事長」が不可避だと思うもうひとつの理由。 これは次回のブログで。
  

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自民党に手を突っ込む宣言

2010年8月29日

 今朝の「新報道2001」に生出演した。 自民党からは、山本一太と片山さつき参院議員。 民主党のゲストは、山岡賢次前国会対策委員長と櫻井充政調会長代理だった。 司会者の須田哲夫氏と吉田恵氏が、「山本一太政策審議会長」と紹介してくれた。 常にこのタイトルで登場することが、参院自民党(=中曽根議員会長)の存在感を高めることになる。 素直に嬉しかった。 番組スタッフの皆さん! ありがとうございました!!(ニッコリ) 

 え? 参院の政策責任者としてメディアに露出する時は、議論に負けるわけにはいかない! 当然のことだ。 「弱い政策分野」も、必死で勉強する。 中身が伴わなければ、自民党を代表してTVに出る意味がないからだ。(キッパリ)

 ひとつ失敗した。 それは、番組冒頭の最初の発言で、山岡賢次氏を「山岡先生」と呼んでしまったこと。 山岡氏は政界の大先輩。 民主党を厳しく批判する直前に、一瞬、「誤ったバランス感覚」が働いた。 その後は全て「山岡さん」で通した。 国会議員が、お互いを「先生」と呼び合うのは変だ。 とりわけ、鳩山前総理や山岡氏が、小沢前幹事長のことを(カメラやペンの前でも)「小沢先生」と呼ぶことには、強い違和感を覚える。

 最も気になったのは、「小沢総理になっても、民主党が追いつめられる状況は変わらないのではないか?」と聞かれた際の山岡賢次氏の言葉だった。 「いや、もう、野党との話し合いは始めています!」と言った後、チラッとこちらを見ながら、こんな意味の発言をした。 「いや、自民党とは、(話し合いを)やるつもりはありません!全体とはやらないが、考え方の同じ人とは協力していくつもりです!」 すなわち、参院自民党は「個別に切り崩していく」と言っているようなものだ。

 討論コーナーが終了する直前に、すかさず、最後のコメントを放った。 「今、山岡さんが言ったのは、小沢さんが自民党に手を突っ込もうとしているということですよね!しっかり警戒しないといけないと思っています!」

 さて、と。 このまま東京駅に向かう。
 

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世耕弘成幹事長代理の誕生

2010年8月28日:パート3

 午前11時30分。 東京に向かう列車の中からのブログ。 午前10時。 群馬県(邑楽郡)のイベントに顔を出した。 大勢の人々と握手を交わした。 あちこちで言われた。 「一太さん!朝早くテレビで見たと思ったけど、フットワークがいいねえ!」 これから東京にとんぼガエリする。 午後からは、都内でバッチリ、日程が詰まっている。

 念のために言っておくが、今朝の「サタデーずばッと!」の冒頭で、「民主党の代表選挙」を厳しく批判した。 民主党議員4人の討論コーナーで「発言を控えた」ということだ。

 ところで、世耕弘成参院議員が、参院自民党の「幹事長代理」に任命された。 これまでの「筆頭副幹事長」とは違う。 新しく新設されたポストだ。 当然、自民党幹事長代理の役職も兼ねる。 すなわち、5人(?)いる幹事長代理の一角に加わるということだ。 

 これは、本当に嬉しいニュースだった。 嬉しい以上に、自分にとっては「とても意味のある人事」だった。 その理由は次回のブログで。 


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討論に乱入しなかったワケ

2010年8月28日:パート2

 午前8時過ぎ。 新幹線で地元に向かっている。 今朝の「サタデーずばッと!」のコメンテーターは4人。 政治ジャーナリストの岩見隆夫氏、民主党の川内博史氏、公明党の高木陽介氏、自民党の山本一太という組み合わせだった。 最後のコーナーは「民主党代表選挙」がテーマ。 4名の民主党議員が登場した。 菅直人総理を支持する津村啓介衆院議員と山尾志桜里衆院議員に、小沢一郎前幹事長を応援する川内博史衆院議員、岡本英子衆院議員が対峙するという構図だった。

 コメンテーター席から、4名の討論に絡んでいくことは可能だった。 というか、「突っ込みどころ」は、満載だった。(笑) が、あえて乱入しなかった。 民主党代表選挙を議論するためにコーナー出演した4名の民主党議員の時間を奪うのは、ちょっと気が引けたからだ。 ひと言だけ、今回の代表選挙が「いかに国民不在の茶番劇なのか」を訴えたかった。 残念ながら、時間切れになってしまった。(ガクッ) 

 視聴者の方々からは、「あれ、山本一太、やけに大人しいな?」と思われたかもしれない。 が、あそこで口を挟まなかったのは、やっぱり正解だったと思う。 これからは、少し落ち着いてやらないと。

 それにしても、眠い。 熱い紅茶が必要だ。 車内販売のカートが、回って来ないかなあ?


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テレビから地元へ

2010年8月28日

 午前4時45分。 眠い目をこすりながら、パソコンを開いた。 これから、TBS「サタデーずばっと!」(午前5時45分〜7時30分)のスタジオに向かう。 出演終了後は、東京駅へ。 地元のイベントに顔を出す。 


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