【アグネス チャンの霊感商法、余話】
読者の方から、下記のメールをいただきました。
▼読者の方からのメール
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大槻先生
はじめまして○○と申します。
先生のブログにて、アグネスチャンに関する言及を拝見し、非常に感銘受け筆を執りました。
チャン氏は二重三重の極めて強固な権力の防壁によって守られた、「アンタッチャブルな悪の要塞」の様な人物です。
彼女の周りには、中国共産党、創価学会、日本ユニセフ、そしてそれら団体と蜜月関係にある大手マスコミ各社が防壁を作り、彼女に対するネガティブな論を全てシャットアウトしている様に見えます。
そのような人物に対して敵対的な論を、公人(先生はそう呼ぶにふさわしい知名度と影響力を持たれています)が表明するのは、ある意味非常に勇気のいることです。
敢えてそれを実行された先生は、文字通り信念の人であり、私にとって正義の人なのです。
さてアグネスチャン。
彼女のウサン臭さは、正に、“叩けば叩くほど埃が立つ”状態であり、言動と行動の不一致、矛盾点の羅列には事欠きません。
例えば、彼女の代名詞である慈善活動。
彼女がそれほどまでに私腹よりも公を重視する人物であれば、なぜ講演料130万を取り(つまり金を出せる団体以外ではしゃべらないと公言しているに等しい)、かつ下記のような豪邸を建てねばならないのか?
彼女の主張に従えば、「その装飾物1つで、何万人もの子供たちが救われる」のではないでしょうか?
そもそも日本ユニセフ自体が、ユニセフとは別の一般団体であり、募金から25%はね、その資金でマスコミからの天下り役員の給料や、自社ビルを建てているのは有名な話です。
http://livedoor.2.blogimg.jp/kyanews/imgs/0/f/0f9ab164.jpg
また彼女は政治活動にも熱心ですが、それを中国国内で展開しているとは聞いたことがありません。
必ずこの日本でのみ規制強化関連の法案成立に熱心です。
規制強化に対する考え方そのものは、個々人の自由なので否定しませんが、彼女の場合、常に、「時と場合を選ぶ」のが、非常に胡散臭く見える。
その上、大槻先生おっしゃられる、オカルト流布による洗脳、それから派生するカネと権力の流れにまで勢力を増しているとなると、もはやカルト教団の教祖そのものです。
奴の弱者商法に騙される善良な被害者を増やさぬよう、白黒ハッキリつける人が必要になります。
その一翼を先生が担ってくださるのなら、私は感謝しても感謝しきれません。
日本全国の声なき声も、必ず先生を応援していると確信しております。
陰ながら応援しております。
お体にお気をつけてお過ごしください。
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▼大槻からの回答
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アグネス チャンの霊感商法批判をした途端、新聞社・通信社の取材で急に騒がしくなりました。
しかし、アグネス側は即座に対応、霊感商品は売り場から撤去したそうです。私としては、ささやかな成果だったと思っていますが、また何をやりだすか、注意深く看視していく必要があると思っています。
彼女の背景に『中国共産党、創価学会、大手マスコミ』がある、とのご指摘ですが、この意味は明瞭ではありません。彼女はキリスト教信者である、と自分を紹介している(私への私信)のですが、そうだとすると中国共産党や創価学会と密接な関係にあるとは思えません。
私は、科学者・教育者として、世にはびこる迷信・オカルト・不正義などを批判・排除していき、子供の教育や社会の進歩を目指す活動をしてきました。しかし、それ以外の個人的な思想・信条・哲学を槍玉にあげたことはありません。
アグネス チャンがどのような社会活動・宗教活動をしようと、それは個人の人格にも関したことですから、批判は控えます。
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