俺 にもできるキーボード入力

7日でできるブラインドタッチ
パソコン、ワープロが劇的に速く打てる!

予想読者層:6歳から90歳までの日本人
到達目標:7日で英数字のブラインドタッチ、10日で日本語入力の達人

注:このページはレンタルサーバーDejawebの提供で置かせてもらっています。もう少し手直しし、画像をばっちり付けてホントに書籍として「出版してやろう」という、物好きな出版社がありましたらご連絡お待ちしております。


目次
はじめに

入門の章
第1日 キーボードと友達になろう
第2日 まずは家を建てる(ホームポジションのすすめ)
第3日 家の周囲を散歩する
第4日 ちょっと遠くまで
第5日 今日は3階へ(数字と友達になろう)
第6日 ひたすら練習あるのみ
第7日 文章を打つ (This is a pen.)

応用の章
第8日 速度アップのコツ
第9日 ローマ字入力を極める
第10日 達人への道


はじめに
こんな本を書くなんてちょっと気恥ずかしいのですが、私の周りの人を見ていると「なっちゃおらん!」がな、キーボード入力が。それも20歳代、30歳代の若者がですぞ。関係ないけど、30歳の若者に向かって「じじい」だの「ばばあ」だのとホザク子供がおるが、そんなやつらにこの本は売れん!ムカムカ。(でも、買ってね。冗談だよ、スリスリ)そうそう、ちょっと長いけど今のところ画像が無いから、全文を1ページに入れます。(ご勘弁)
でも若い人はこんな本、見なくてもできますよ。練習さえすればね。少しでも練習サボりたい人や「俺はじじいだ」と自覚している若者〜ホントのじじいはこの本を買って帰りなさい。悪いことは言わない。少しだけ幸せになれます。そしてその幸せを周囲に広げるのです。決してこの本を回し読みしようとかましてやコピーしようなんてことをすると貴方どころか、知人友人、先祖代々、子孫末裔まで不幸になりますぞ。
さあ、今日から貴方もキーボード教の信者です。
♪♪ ABCは知っててもそれだけーじぁ困ります〜♪♪
な、なに。「超ふるー!」だ?そんなやつにこの本を読む資格なんぞない!。すぐに家に帰って寝てから買いに来い!(おいおい)
というわけで、お子様からお年寄りまで、キーボード入力をものにできるこの本に出会った貴方は幸せです。買ってくれると親類縁者までもが幸せになれるというこのまか不思議な本を買ってくれ〜。

入門の章
第一日
【キーボードと友達になろう】
貴方のパソコンのキーボードは何ですか?(ここでシンセとかピアノとか言うボケはやめましょう)たいていの人はJISキーボードを使っているはずです。中には親指シフトとか新JISなんて言う人もいるでしょう。でもこれらのキーボードすべてで英数字の場所は一定です。これは欧米のタイプライター文化が成熟して、自動車のアクセルやブレーキの位置がほぼ一定しているのと同じく淘汰が起こったことによるものです。もちろんQWERT配列(左上からQWERTの順番にキーが並んでるでしょ)と呼ばれる現在一般的な配列がベストとはほとんどのキーボード評論家?が思っていません。しかし現在の普及率からしてここ10年や20年、変革はないでしょう。

キーボードを拝見

お茶やワインの世界でもそうであるように、まず心静かにキーボードのあるがままの姿を拝見いたしましょう。「どうして貴方は一本指でしか、触ってくれないの?10本の指で愛してっ」という切なる思いが伝わってきませんか?
最低10分間見つめていただいたあとは、アルファベットつまりAからZが印刷されているキーを見てください。そう舐めるように(ほんとに舐めると接触不良が・・・)やさしく愛撫してください。アルファベットは26文字しかないのです。それも3列に集中して配置されていますね。ABCの歌は歌えますか。歌えるのなら、そのとおりにABCDEFG・・・と配置を眺めてください。今まで日本語をローマ字でしかも1本指打法で入力してきた人にとっては気付かなかったキー(Q,X,Cとか)がいくつかあるのではないでしょうか。JIS配列で日本語入力してきた人はご苦労様でした。一応すべてのキーには触ったことはあるはずですが、英字とかなでパニックに陥っているのではないでしょうか。だってこの本を読んでいるくらいですから。
それにしても嫌になるほどアルファベットの順番があちこち飛んで配置されていますね。でもこれが世界標準なのです。貴方一人の力で標準は変えられません。ここは素直に従いましょう。少なくともABC順に並んだキーボードよりは速く打てるように配置されています。
「俺は日本語の入力をしたいんだ」と言う人、そう急がないでもう少し読んでね。日本語入力には大きく分けてかな入力とローマ字入力があります。ローマ字だったらアルファベットを覚えるだけで打てますが、かな入力だとさらに50以上ものキーの位置を覚えなきゃいけません。この本ではローマ字入力を原則にしています。両方覚えるのは大変だし、何より若い人は圧倒的にローマ字入力をしています。トレンドに乗った方がかっこいいでしょ。

そうだ今日やることを書いとかなくちゃ。(7日でブラインドタッチしなきゃならないんですから)
今日のやることリスト
1. さらに眺める(ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ)これを20回以上、暇なら100回くらい。
2. 実際にキーを打ってみる。日本語変換をオフにしておいてAのキーを押したらディスプレーにA(あるいはa)がすぐに表示されるようにした方がいいですよ。キーを押す指は決められていてとても需要なのですが。今日だけはおまけです。好きな指で押してください。もちろん決められた指で打つに超したことはありませんよ。
これもABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZと眠くなるまでやりましょう。もちろんキーボードを見ながらで結構ですから。ときどきZの後にでも改行してみましょう。普通、改行キーは右端に少し大き目のキーになっていてEnterとか改行と書いてあるはずです。改行キーは右手の小指で打った方が望ましいのですが、とりあえず打ちやすい指でいいでしょう。

そうそう普通Aのキーを打つと小文字でaと表示されます。これは英語で大文字は文章の頭くらいにしか使わないので小文字が圧倒的に多く使われるためにこうなっています。大文字を表示するときはShiftキーを押しながらAキーを押すか、Caps LockキーでShiftキーを押しながら入力したときだけ小文字になるように設定することもできます。しばらくは使いませんが(一応記憶にとどめておいてください)、Shiftキーは必ず小指で打ちます。左右に1つずつ2個のShiftキーがありますが、文字のキーを押すときにはそのちょっと前から文字キーを押さない方の手の小指でShiftキーを押すようにしてください。片手だけで2つのキーを押すようなアクロバティックなことをしてはだめです。(速く打てません)

第2日
【まずは家を建てる】(ホームポジションのすすめ)
ホームポジション、聞いたことくらいはあるのではないでしょうか。聞いたことなくても心配はいりません。昨日気付いた人もいるかもしれませんが、FとJ(まれにDとK)のキーボードには印が付いています。小さなポッチだったり、へこんでいたりといろいろですがたいていはこの2つのキーには目で見なくても指の感触でわかるように印があります。これがブラインドタッチができる秘密でもあります。なくても周りを触ればわかることでしょうが、入力速度としては格段に遅くなるでしょう。
FとJの場合はそれぞれFには左手の人差し指をJには右手の人差し指を置きます。そうすると自然に中指、薬指、小指はDSAとKL;の位置に納まりますね。この指の位置をホームポジションといいます。キーを押した後は必ずこの位置に指を戻します。戻さない方が速いのにと思っても騙されたと思って、言う通りにしてください。今日を除いて5日しかありません。討論する暇はないのです。貴方にブラインドタッチをマスターしてもらわなければなりません。

今日のやることリスト
1. FJFJFJFJFJFJFJFJFJFJJFJFJFJFJと10分間入力する。

1、2分後にはすごいスピードでタイピングできているのではないでしょうか。考えずに打てればこんなにもすごいスピードでキーボード入力が可能なのです。

2. FDSAFDSAFDSAFDSAFDSAFDAFDSAFDA・・・3分間

JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;・・3分間・

3. FGFGFGFGFG・・・3分間

JHJHJHJHJHJH・・・3分間
これは人差し指だけで行います。他の3本の指はホームポジションに置いたままです。
4 .ASDF;LKJASDF;LKJASDF;LKJASDF;LKJ
FDSAJKL;FDSAJK;LFDASJK;FDASJK;
GFDSAHJKL;GFDAHJKJL;GFDAHJKL;GFDAHJKL;
うーん。いい調子です。調子にのって10分間連続でやりましょう。
うまくなった気がしますか?それが大切です。自分はできるんだという自信こそ奥義を極める近道です。

5 .FJFJFJFJFJFJFJFJ・・・

2分間で何文字打てるか測ってみてください。
そうです。貴方は、世界チャンピョン並みに速く、それもキーボードを見なくてもタイピングできるのです。自信をもってください。このFJを繰り返し打つことで自信を回復させる方法を本書では「FJ攻撃」と名付けました。今後もしばしばこの言葉が出てきますが、ひたすらFJFJFJFJFJFJFJFJFJFJと入力することを意味しています。

第3日
【家の周囲を散歩する】
今日はホームポジションから少し周りへ散歩に出かけましょう。
指をホームポジションに置いてください。そして右手の小指で触っているキーを押します。;が表示されましたか?これはセミコロンという記号で打つ機会は少ないのですが文の区切りなどに使われます。そのさらに外側に:と書いてあるキーがあります。それを押してみてください。まさか人差し指で押したんじゃないでしょうね?もちろん右手の小指で押します。たの7本の指はホームポジションに置いたままですよ。うまくいきませんね。でも心配御無用!これも使用頻度はあまり高くありません。この:はコロンという記号でやはり文の区切りやPM 12:30というような時刻表示にも使われていますね。
次に指はホームポジションに置いたままで、親指を見てください。左右ともスペースキーに乗っていますか?親指のホームポジションはスペースキーだったのです。特に決まりはないのですがスペースキーは普通、利き手の親指で押します。日本語キーボードだとスペースキーが小さくて変換キーや無変換キーが近くにあるかもしれません。英語専用のキーボードだとスペースキーは横にすごーく長いキーになっています。

今日のやることリスト

と言っても昨日の復習です。今日やったことは今は練習しなくて結構です。
ここで1つ注意と約束です。
ホームポジションのキーは貴方の指で隠れています。いちいち指を離して確認してはいけませんよ。まず打ってみて表示された文字が貴方の打った文字です。間違っていたら目的の文字は別の指の下にあるはずです。ホームポジションから指を離さない。これを守らないと、せっかくこの本を買ったのに無駄になっちゃいます。最初は間違うのが当たり前です。とにかくキーを押してから画面に表示される文字で自分の打った文字が正しいかどうかを判断する癖をつけましょう。少なくともホームポジションにある文字については絶対厳守です。♪♪ 約束げんまん嘘ついたら、針千本飲ーます ♪♪ (針はあんまりだから青汁にしますか?キーボード入力は健康が第1ですから。)

昨日の復習
1. FJFJFJFJFJFJFJFJFJFJJFJFJFJFJと2分間

2. FDSAFDSAFDSAFDSAFDSAFDAFDSAFDAと2分間

JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;と2分間

3. FGFGFGFGJHJHJHJHこれを繰り返して2分間

4. ASDF;LKJASDF;LKJASDF;LKJASDF;LKJ

FDSAJKL;FDSAJK;LFDASJKL;FDSAJLK;
GFDSAHJKL;GFDAHJKJL;GFDAHJKL;GFDAHJKL;

うーん。今日は一段といい調子です。調子にのって10分間連続でやりましょう。
貴方はできます。必ずや「ブラインドタッチの達人」と呼ばれます。できるぞ、できるぞ、できるぞ。できるぞ、できるぞ、できるぞ。これを1分間唱えましょう。

5.FJFJFJFJFJFJFJFJ・・・(FJ攻撃!)

2分間で何文字打てるか測ってみてください。
昨日より速くなっていますか?あまり変わらないでしょうか?。それは、昨日から既に人間の限界に近いスピードでタイピングしているからです。世界チャンピョン並みに速く、それもキーボードを見なくてもタイピングできるのです。自信をもってください。
6.自信が持てたら最後にABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZを10分間打ってみましょう。ホームポジション以外はキーを見て構いません。
あれ、自信がなくなっちゃたんですか?そういう時はFJ攻撃で自信を取り戻しましょう。自信を回復したら今日はおしまい。

第4日
【ちょっと遠くまで】
いままで、ホームポジションにあるキーを集中的に攻めてきました。今日はホームポジションの上下の列に浮気してみましょう。家に飽きたら浮気(これも死語だな)しかないっしょ!
まずはABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZこれを10分間入力します。今日は正しい指でキーを押します。決して間違った指で押してはいけません。一度癖になると、直すのにかなりの時間と忍耐が必要になります。正しい指使いがもっとも速い入力を可能にします。

できるだけ手元は見ないようにして画面をみて今押したキーを知るようにします。間違ったら正しい表示がされるまで他のキーを押してみるようにします。しつこく言いますがホームポジションのキーの文字は見てはいけませんし、見えないようになっているはずです。「急がば回れ」です。

次にFJ攻撃を2分間。
以上の12分間を1クールとして数分間の休憩を取りながら2時間くらいやります。
ほとんどの読者はここで挫折しそうになるはずです。でも時間が解決します。せっかくお金を出してこの本を買ったのですから騙されたつもりで、頑張ってください。つらいのは今日だけです。明日からは自信に満ち足りた貴方があるのです。すごいスピードでキーボード入力をしている貴方を想像してください。そうです、周りの皆が貴方に注目しているようですね。あっという間に入力が終わって、ゆっくりと周囲を見渡している貴方があります。これは現実にこれから起こることなのです。自信を持ちなさい。貴方は絶対にできます。

第5日
【今日は3階へ】(数字と友達になろう)

まずはABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZを10分間やりましょう。
次にFJ攻撃2分間。
ここで紅茶でも飲みながら、キーボードを拝見します。新しい発見がありましたか?今日はホームポジションの2段上、そう数字キーの段を攻撃します。どの指でどのキーを押せば良いのでしょうか。基本的には図の通りですが、ホームポジションからちょっと距離がありブラインドタッチはかなり難易度が高くなります。プロでも数字キーは見ながら押すと言う人も少なくありません。だから数字キーは今のところ見ながら押すことにしましょう。でもできるだけ指使いは間違えないようにね。できるだけと言ったのは私自信も自信がないのです。しかし数字はアルファベットに比べて頻度が少ないのであまり問題になりません。また10キーを利用することもできます。大量の数字を入力するときは10キーがないと大変です。10キーは10個のキーを覚えればいいのですから、ブラインドタッチは簡単にいつでも習得できます。あえてこの本では練習しません。

今日の練習(10キーを使っちゃいけませんよ!)
1. 23452345234523452345234523452分

890-890-890-890-890-890-890-2分
1234567890-1234567890-12345678905分

2. ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ5分

1234567890-1234567890-1234567890-1分
FJ攻撃1分
この7分を1クールとして3分の休みを入れながら6クールやりましょう。

今日は疲れたので早めに寝ますか。

第6日
【ひたすら練習あるのみ】
ブラインドタッチは何といっても慣れることです。練習と時間が必ずや貴方を「ブラインドタッチの達人」に導いてくれます。でもなんとなくできそうな気がしてきていませんか?大丈夫ですよ。心配いりません。必ずできます。

もう教えることは少なくなりました。今日は今までの復習をひたすらやってください。そうFJ攻撃も忘れずにね。

1. FJFJFJFJFJFJFJFJFJFJJFJFJFJFJと2分間

2. FDSAFDSAFDSAFDSAFDSAFDAFDSAFDAと2分間

JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;JKL;と2分間

3. FGFGFGFGJHJHJHJHこれを繰り返して2分間
4. ASDF;LKJASDF;LKJASDF;LKJASDF;LKJ

FDSAJKL;FDSAJK;LFDASJKL;FDSAJLK;
GFDSAHJKL;GFDAHJKJL;GFDAHJKL;GFDAHJKL;
これを10分間

5. FJFJFJFJFJFJFJFJ・・・(FJ攻撃!)1分間

6. ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZを10分間
7. FJ攻撃1分間

第7日
【文章を打つ】(This is a pen.)
ついに第7の日がやってきました。今日貴方は「達人」に変身するのです。心構えはいいですか?

今まではキーの位置を指に覚えさせるためにわざとABCDEF・・・や12345・・・を練習しました。でも実際に役に立つブラインドタッチにするには、指に単語を覚えさせる必要があります。This is a pen.こんな簡単な英文でも今の貴方には入力に時間が必要かもしれませんね。「アルファベットは完璧だぜ!」のはずの人も実際に文章を打ってみると簡単にはいかないのではないでしょうか。貴方の指にはまだ変換用辞書が無いからなのです。Tの文字をみてTのキーを押していては、いけないのです。ThisをみてThisを入力しないといけません。「達人中の達人」になるとThis is a pen.をみてThis is a pen.を入力するでしょう。
どうすれば辞書を備えられるかって?練習と時間しかないのです。でも忘れないでください。「貴方は必ずできます!」辞書と言ったって貴方に必要な単語が少しでも登録してあればとりあえず役に立ちます。特に意識しなくてもキーボード入力を実務であるいは練習でやっていれば知らず知らずのうちに登録単語数は飛躍的に伸びていきます。登録単語以外は1文字ずつブラインドタッチしたって今までの10倍は速く入力できること請け合いです。

貴方はFJ攻撃に騙されてここまできましたね。是非これからもFJ攻撃を続けて自信を持ち続けてください。そしていつしかFJ攻撃をしなくなったとき、貴方は「真の達人」になっていることでしょう。

応用の章
第8日
【速度アップのコツ】
指の登録単語数を増やすことがもっとも速度アップにつながるのですが、それ以外に注意することやコツのようなものをいくつかお教えしましょう。
まずキーボードです。貴方の気に入ったキーボードを使ってください。そしてそれ以外はタッチタイピングに自信が持てるまでは触らないでください。キーボードはどれも似てはいますが、微妙に異なります。自動車学校を卒業して免許取りたてのころ、自動車学校で乗っていた自動車以外は運転するのが恐かったということはありませんか。それと同じです。慣れるにしたがって他の自動車でもすぐに運転できるようになります。
キーボードの特性を理解することも重要です。たとえばAをおし続けて見てください。Aが1つ入力された後しばらく時間をおいてAAAAAAAAAAAAAAAAAAAというように連続して入力されますね。(機種によってはされなかったり、設定可能なものもある)1文字だけを入力したければポンと一瞬だけ押してください。そして押した後は、ホームポジションですね。Shiftキーを使うときは文字キーを押す直前に押して、文字キーを離した直後に離さなければいけません。

第9日
【ローマ字入力を極める】
日本語入力についてほとんど触れずにここまで来ましたが、ローマ字入力を基本とした場合英文入力ができてローマ字を知っていればそれだけで、既に基本訓練は終わっているも同然です。
し・か・し・な・が・ら。貴方はローマ字を知っていますか?
a i u e o ka ki ku ke koそれくらいなら大丈夫でしょう。「ヴェニスの商人」はローマ字で書くとどうなりますか?「あぁっ!レモンティーだ」はどうですか?正確に入力することができますか?
実は日本語入力で使われているローマ字はヘボン式や日本式を各社(ワープロ、FEPメーカー)が独自に合体改良して日本語FEP(日本語フロントエンドプロセッサー=日本語入力用のソフトです)に実装しています。この事は同じFEPを使い続ける人にとっては良いことですが、他のFEPを使ったときに多少とも困惑することになります。はじめのうちは特殊なメーカー依存のローマ字を使わずできるだけ一般的なローマ字(ヘボン式で統一しましょう)を使った方がいいでしょう。拗音(きゃ、きゅ・・)、撥音(ん)などは一度FEPのローマ字表をみて、すべて打ち込んでみてください。ただし最近は自分の好きなローマ字で入力できるようにカスタマイズできるFEPも増えてきています。
ローマ字が指に登録されたら、本当の!単語登録機能(FEPの)を使ってください。たとえば、自分の住所を頻繁に入力するのであれば、「じゅうしょ」で変換すると貴方の住所が表示されるようにすることができます。単語登録機能を使うことでさらに達人の道を極めることになります。プロは文末表現(みてください。、しています。・・・)まで、もっと短い言葉で登録しています。

第10日
達人への道
もう貴方は「立派な達人」です。
しかし「真の達人」になるにはさらに時間が必要です。でもそれは、もうすぐそこにある貴方自身です。「無理かな?」と思ったときFJ攻撃を思い起こし奮起してください。現在実務に使うことを迫られている方は、問題無いと思いますが、今は特に必要ないが「備えあれば憂えなし」と思ってはじめた方は、注意してください。中途半端でやめると元の木阿弥です。毎日3分で結構ですからABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZそしてFJ攻撃を繰り返してください。街で看板の文字を見たらローマ字で貴方の頭の中にある仮想キーボードをたたいてください。実務に迫られたとき、貴方もきっと「真の達人」に変身することでしょう。
注釈
ブラインドタッチ
タッチタイピングとも言う。キーボードを見ずに指の感覚だけでタイピングすること。これによって高速かつ正確なタイピングが可能になる。本来タイピングはブラインドタッチが常識だが日本では充分に浸透していない。

1本指打法
正式な用語ではないが、初心者にありがちな人差し指で1文字1文字キーを捜しながら、おしとやか(つまり遅いってことだっ!)にタイピングすること。

ABCの歌
あまり知られていないが、多くのバリエーションがある。日本人で最後まで歌える人は少ないらしい。余り気にせず自分の歌にAからZまですべてが含まれているかを確認すること。含まれていなかったらCD屋さんに走れ!

FとJ(まれにDとK)のキーボードには印
たまーに、印のないキーボードがあるんだな。困ったもんだ。そういう時はFとJに「鼻くそを付ける」という荒技がある。ただしよく乾燥させないとすぐ取れてしまって意味が無い。

10キー
ジュウキーとは読まない。テンキーと読む
普通は文字キーの右側にあるが、ノートパソコンなどでは省略されている。今はバーコードの普及であまり見なくなったが、一昔前のスーパーのレジのおばちゃんのブラインドタッチはすごかった。今でもパソコンを導入してない零細企業の事務のOLはすごい。

ローマ字
ヘボン式(標準式)と日本式、訓令式がある。
ヘボンって江戸時代に日本に来た宣教師だったのねー。布教活動と医者として医学に貢献さらにヘボン式ローマ字まで作ってしまった。アクティブなお方だったのだ。(広辞苑より)日本式は原則として2文字でかなをあらわすので少し入力としては短くなる。でもなんかカッコ悪いのだ。パスポートはヘボン式だもんね。

日本語FEP
有名なところで一太郎シリーズについている「ATOK」、マックについてる「ことえり」
、マイクロソフト社のMSIMEなど五万とある。もとい、せいぜい数十かな。
フェップと読む人もいるけど普通はエフイーピーと読む。ATOKはアトックじゃなくてエイトックと読む。なぜだー。

この本を書くきっかけをくれた1本指打法の第1人者でもある我が妻、Mにこの本を捧げます。

1997年 5月