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長い沈黙をお詫びいたします
2010-08-30
みなさん、こんにちは。
7月8月とほぼ2ヶ月間にわたり、すっかりご無沙汰してしまいました。
長い期間のご無沙汰を、心よりお詫びいたします。
これだけ長く「沈黙」してしまいますと、いったい何からお話しすべきか、
改めて書き出すことが、ついついおっくうになってしまいます。
それくらいこの2ヶ月間ではい思いがけないろんなことが次々と起こり、
しかもスリリングなものに満ちあふれていました。
7月3日、ぼくは妻とともに大阪に飛び立ちました。
翌4日の日本綜合医学会のセミナー(大阪市中央公会堂ホール)で、
講師の1人としてお話をすることになっていたからです。
そのあとは和歌山県新宮市の要医院でしばらく静養(治療?)し、
14日には関西空港から帰ってくるつもりでした。
すなわちこの旅は、十日余りの日程の予定で出かけたのでした。
ところが、実際に札幌に帰ってきたのは8月19日のことでした。
十日余りの旅のはずが、なんと47日間にもなってしまったのです。
その意味で、今回の旅は「ミステリーツアー」じみています。
全く予期しなかったことが、実はツアーに組み込まれていたからです。
今回の旅では予期せぬことが相次いでいくつか起こり、その結果、
7月25日の朝、大腿骨骨折(ガン性骨折)という事態に至りました。
これこそまさに全く予期できなかったことでした。
今回の旅は「ガン完治宣言」に向けての意欲的な旅だったのに、
ガン性骨折により、なんと末期ガン状態が露呈してしまったのです。
こんなふうに単純化して簡単に書いてしまいますと、
たぶん失望感や困惑、さらにはご心配をおかけしてしまうと思います。
それだけに、本当はもっと丁寧にそのプロセスを書くべきなのですが、
今日のところはご勘弁いただき、結論だけを書かせていただきます。
そしてそのうちに、改めて詳しく書かせていただきたいと思います。
「ガン」という視点からだけ見るならば、以上のような顛末は、
「ミステリーツアー」どころか「ミゼラブルツアー」と映るでしょう。
しかし、これを「もう一つの全く別な視点」から見るならば、
素晴らしき恩寵(Amazing Grace)だったということもできます。
なぜなら一見不幸の極限にも思える今回の数々のミステリーのなかに、
スピリチュアルな出来事と発見がキラ星のごとく輝いていたからです。
ここまで書いてしまった以上、さらに具体的に書くべきとは思いますが、
今日はここまでとさせていただきます。
とにかく、長いこと沈黙してしまって、本当にすみませんでした。
なにしろ突然の大腿骨骨折(緊急手術)ということもあり、
札幌の自宅に帰ってからは、介護ベッドとクルマ椅子での生活ですが、
ようやくパソコンに向かえる環境と状態が整ってきましたため、
これから再びまた書かせていただくことにしたいと思います。
今後とも、どうかよろしくお願いいたします。
★なお、途中で何とか事情説明をと思って8月7日に少し書いたのですが、
それは「じあいネット」にだけアップされていました。
以下がその内容です。
http://www.ji-ai.net/
稲田芳弘
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