オープン10日足らず、規定違反で処分―上海市(livedoorニュース)
<記事引用>----------------------------------
2008年9月18日、「上海環球金融中心(上海ワールド・ファイナンシャル・センター、通称「上海ヒルズ」)がオープンから10日足らずで消防部門の処分を受けていたことが分かった。100階の展望施設「観光ホール(観光庁)」の設計用途を勝手に変更し、著名ブランドのディナーパーティーを開催したからだという。上海青年報が伝えた。
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このニュースは、相手国がアメリカだと、この程度の処分なのか!ということろ。
これが日本の企業なら、ビルそのものが完成前に工事の停止命令が出されているところです。
国力の違いというか、外交力の違いというか、こんなところにもはっきりとでるのですねえ^^;
中国に行くと、町中で目立つののが、工事途中で放置されたビル・ビル・ビル・・・・
どれも高層建築です。
話を聞くと、そのほとんどが施主が日本企業。。。。
どういうことかというと、何度となく中国内でビルの建設を繰り返した日本の企業が、最後、高層建築物に着手して、ある程度できあがったところで、政府筋によって、いきなり「違反建築であるから即刻工事を停止せよ」との命令を受け、工事が放置された。。というもの。
もうすこし詳しく述べますね。
最初、上海や大連などの街に、日本企業に、ビルを作りませんか、という話がきます。
中国はものすごい勢いで経済が成長しており、10億でビルを建てれば、出来上がった頃には15億で売れる!! なんと1つのビルで、5億も儲かる!! という投資話です。
日本の企業は、銀行からカネを借りて、ビルを作ります。
めでたく15億で売れ、5億円も儲かる!!
するとこんどは、15億でビルを作りませんか?とくる。
そしたらこんどは、そのビルが23億で売れるから、儲けは8億円!!
初期投資が10億だったわけですから、抜群の投資効率!!
で、ビルを作り、見事23億で完売!!
すると、またまた23億の投資で、ビルを作りませんか?
こんどは、35億で売れるから、12億も儲かりまっせ!
で、またまたビルを作る。
そして、35億が→53億、53億が→80億・・・儲けが27億・・・(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
となったあたりで、53億の投資で建設を開始したビルが完成間近になったころ、突然工事の停止命令が出ます。
ビルは、売れてはじめて儲けがでます。
つまり、売れないで工事途上でストップがかかると、投資資金しのものがパァになります。
日本からの流出金は、最初のビル建築に要した10億だけで、あとは中国国内での付加価値利益の運用なのですが、それでも、投資費用の10億は、まるまる回収不能になります。
そしてこれを中国側からみると、ただで、10億、15億、23億、35億、53億の5つの不動産をGET。
しかも、中国の政府高官には、各1割の口利き料がポケットに入ります。
10億の2割= 1億
15億の2割= 1.5億
23億の2割= 2.3億
35億の2割= 3.5億
53億の2割= 5.3億・・・・・合計13億。。。
そりゃぁ、政府高官ともなると、カネモチになりますわな(苦笑)
実際には、もうちょっと複雑な仕掛けのようですが、簡単に図式化すると上記の流れ。
日本の企業からしたら、最後53億の投資資金が焦げ付いて、四苦八苦になるのですが、それでも「投資をしたい」という企業は、国内にゴロゴロあるので、同じことを1000社でやったら、儲けは1兆円になる。
こうした事態に対して、中国からゼニでももらっているのか、政府は黙認。
企業も泣き寝入り。
もっとも国内不動産事業者にしてみれば、中国で失ったカネなど、国内での欠損金に比べたら微々たるものなのかもしれませんが・・・
それでも、こうしたことで、日本の国富が中国に流れているのも事実です。
ところが、今回の事件。
相手企業が、アメリカのヒルトン。。。。
100階の工事は見事完成。
やはり、相手国がアメリカだと、消防程度の問題でF.Aなんでござんすねえ^^;
ちなみに日本の建築基準法もちゃんと満たして良心的な工事をしていて、停止処分を受けた日本企業。。。
中国独自の工事だと、どんな立派な建築物ができあがるのかは、次の動画をご覧あれ・・・・
←気にいっていただいたらココをクリックよろぴく。ちょっぴりはげみになりますので^^v四川大地震 おから工事
アメリカのように強くなって支那に進出より、最初から関わりを持たない方が良いです。
支那に行こうとする者は大馬鹿です。
小室哲哉も、いろいろ言われていますが、要するに中国に進出して騙されて大金を失ったのですよね〜〜
ひどい話です。
日本人は懲りなければいけないと思うのですが・・・