新銀行東京に、世間の風は冷たいねぇ・・w
<記事引用LiveDoorニュース>------------------------------------
http://news.livedoor.com/article/detail/3823018/
東京都が出資して設立した新銀行東京(新宿区)に対し、都議らが融資の口利きをした企業から政治献金を受けていた問題で、07年にも衆院議員や都議ら計7人が代表を務める政党支部や後援会が、融資の相談を受けた計8社から計164万円の献金を受け取っていたことが分かった。
うち5社は融資が実行されたことも判明。いずれの議員も「見返り」ではないと説明しているが、新銀行への政治的介入の実態解明を求める声が上がっている。
自民党都議は「苦労をしている人に政治家として精いっぱいのことをしたまで」と献金との関連を否定している。
前自民党都議の区長は「通常の都政相談の一つとして窓口を紹介しただけ」と説明。
公明党都議が代表を務める党支部に20万円を献金した都内の飲食業者は「相談はしたが融資は受けられなかった。公明党を支持しており、献金は陣中見舞い。融資と関係ない」と話している。
新銀行東京総合企画部は、
「どこからの融資の紹介でも厳正な審査をしている。政治献金問題は了知していない」とコメント。
岩井奉信・日本大教授(政治学)は「不正かどうかは別にして、こうした献金は口利きとのつながりを連想せざるを得ない。新銀行東京の経営危機にこうした政治的介入も寄与したとすれば、事実関係を解明すべきだ」と指摘している
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アンチ石原知事派のみなさんにとって、経営破たんが伝えられる新銀行東京は、かっこうの標的なようですな(笑)
べつに擁護するわけじゃないけれど・・・・
弱い立場の中小企業に、多少なりとも資金供給の道を作って、事業活性化に役立てようという以上、貸し倒れのリスクは、そもそも一般の銀行よりもはるかに大きいんだよね〜
だってあたりまえでしょ??
大手都銀や、町の信金で充分に借り入れができる会社なら、なにも新設の新銀行東京に行く必要がない。
誰だって、借金なんてしたかぁないですよ。
だけど、背に腹かえられないし、なんとか資金調達しないと、明日を迎えることができないなんて、ヤバヤバの状況にある中小企業にとって、
いままで、国や県がなにをしてくれたか・・・
窓口相談なんていっても、せいぜい「それはたいへんですねぇ・・・」と言ってくれるだけ。
あとは、公庫や、地銀などに、こういう金融商品がありますよ、とやさしく「言って」くれるだけ。
現実に、目先の資金に困っている中小企業の経営者にとって、そんなものは、まるで薬に立ちゃしまへん^^;
目の前で火事が起きているのに、ご親切に「そりゃまぁ、お気の毒ですなぁ・・」と言ってくれるだけみたいなもので、なんの役にもたちゃぁしないのです^^;
んでまぁ、石原さんが、預金金利も高いけど、貸出金利も高い。そのかわり、審査のハードルがちょいと低いという新銀行を作ってくれたわけで、
いってみれば、新銀行てのは、もうどこからも借りれなくなった中小企業の駆け込み寺。
世の中好景気なら、それはそれでうまくいくのかもしれないけど、あいにく、世間は不況の真っ只中・・・
新銀行の貸し出し債権は焦げ付くし、借りたい人は多いしで、今回の事件^^b
どうでもいいけど、議員にしてみれば、数十万から数百万のサラ金貸付程度への口利きで、謝礼金をもらっても、たいした利益になりはしないしwww
おそらく、「苦労をしている支持者に政治家として精いっぱいのことをしたまで」というのは、ほんとうのことだろうと思うけど・・・^^;
実際、借りれなかった人もいるそうだしね^^;
そんなことより、数百億円のODAで、2割程度のキャッシュバックをもらったり、北朝鮮などから、裏金をもらったりしている政治屋さんのほうが、よっぽど問題だと思うんだけど・・・(笑)
都内3ヵ所に 新銀行東京が「融資相談コーナー」開設