2010-07-19 17:22:15

フィギュアスケートを楽しもう 25 伊藤みどり⑥ 引退後のみどり

テーマ:ブログ

 最後に、引退後の伊藤みどりを書いておこう。

 アルベールビルオリンピックが終わり、世界選手権を欠場したみどりは引退を表明、プロスケーターとなる。プリンスホテルの社員なのでプリンスアイスワールドなどのアイスショーで活躍した。プロになってからもトリプルアクセルを披露できた選手はいまだに伊藤みどり、ただひとりである。

 世界プロフィギュア選手権に出場し、1993年に優勝した。

この選手権の優勝者欄に名前を載せているのは、他、渡部絵美、佐藤有香だけだ。

 1988年の長野オリンピック出場を目指してアマチュア復帰、95年の全日本選手権でトリプルアクセルを跳び、9回目の優勝をしている。しかし、その後は怪我に悩まされ、1996年再び、引退した。長野オリンピックでは聖火ランナーのアンカーを務めた。

 2004年、殿堂入りをはたした。殿堂入りした日本人はみどりの他には、今年、佐藤信夫コーチが果たしている。(有香の父親)

 憧れだった結婚生活は残念ながら遅くなり、いつかミュージカル俳優と結婚、すぐに離婚、うつ病と闘い、昨年9月5日に一般男性と再婚した。 

 私は、2年前のNHK杯直前に生で見たことがあって、アスリートとしては程遠い身体だったが元気な笑顔を見せていた。

 みどりは、現役時代から普通の生活、普通の家庭にあこがれ続けていた。マスコミや私たちファンから姿を消したとしてもそれでいいのでは。幸せに暮らしてほしいものだ。

 若い人たちにとってはもう伝説の人となってしまった。が、フィギュアスケート界の世界を変え、日本を変え、関係者をその気にさせ、日本の黄金期の礎をつくった栄光と実績は色あせないだろう。謙虚で飾らない無邪気な性格、世界中をとりこにした愛らしい笑顔はいつまでも世界中で語られていくだろう。

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