昨日、麻生外務大臣にお会いした

目的は、東ヨーロッパのルーマニア国とウクライナ国との間に位置し、
面積は我国の11分の1、人口は420万人で、民族は過半がルーマニア人と
いう国家、「モルドバ共和国」との友好を進めていこうという事で、
特に麻生大臣の協力と指導をお願いしようとの主旨だった。
私がお世話になっている日本ウクライナ・モルドバ友好協会の
木下靖彦理事長からの依頼で、
氏は長年に渡り中心となって、
民間の立場で地道な友好を進めてこられた方だ。
モルドバの主要産業は農業だ。主にブドウの栽培とワインの生産だけに頼るヨーロッパの最貧国であるが、
『ワイン

の生まれた国』として有名で、今日まで長年に渡り
『英国王室

のワイン』を生産してきた。
もちろん米、オランダ、スウェーデン、ドイツ等とともに我国も今日まで経済援助を実施してきたが、
正式な国交も無くもちろん大使館も無い

2年前の国連常任理事国入りを目指して失敗した我国の外交
戦略を今こそ見直し、
ODAの有効的活用の在り方等も含め、また真の「国益」を求めていく上でももっと世界の親日的な国
や親日になってくれそうな国、そして同じ太平洋に位置する小さな島嶼国家等を一つ一つ大事にして、
我国への友好国に組み入れていくべきであると私は考える。
同席してくれた、松下新平 参議院議員や大臣とのアポを取ってくださった友人の参議院議員
椎名一保財務省政務官、そして快く応対、私共の想いを理解していただいた麻生大臣に心から感謝

をした。