【アグネス チャンの謎】
私どもの霊感商法との指摘に対して、すばやい対応を示して、商品を撤去したという。そのこと自体はいいことで評価できる。しかし、その後彼女自身が私自身に送ってきたメールや彼女のTwitterを読むにつけ、きわめて不自然で多くの疑問を感じる。
その中で彼女は言う。
『(このこと)事務所から報告を受けビックリ。。。霊感商法は大嫌い。。。サイトから表示を削除したとスタッフから報告、それでもショック。。。誤解を与え本当に悔しい。。。本当にビックリした。。。』
『。。。誤解を招くような表現があったとすればとっても不本意です。。。』
つまり、指摘してきた霊感商法は『誤解』なのか?それはパンフレットの表現が悪かったに過ぎないのか。『五色霊芝』は病気に効くのだがパンフレットの表現が悪かったのか?
それならその表現の訂正したものを提示せよ。例えば『霊芝』は病気に効きません、と。そのとき合わせて香港のアグネスの姉が発明したというこの霊芝の効能もまったく否定するのは当然である。
それならあの、『風水、パワーストーン』でお金がたまり、健康を回復し、恋愛が成就するという記述はどうか。このうちの、どの表現が悪かったのか?
『こんな石ころ、毒にも薬にもなりません』とでも表現を改めるのか?そのとき、この石ころ『アグネス自身がデザインした』という表現はどうするのか。
要するに『誤解を与えた』などということは大嘘。これは表現が悪かったなどと言い逃れは見苦しい。霊感商法は彼女が確信してやってきたこと。その証拠に私の最初の指摘に対するアグネスからの第1回目のメールではどこにも『大槻よ、それは誤解だ、パンフレットの表現の読み違いだ』などという文章がなかったではないか!これらの個人的メールは公表を控えるが、言い逃れしてはいけない。
楽天市場やCHAN'Sの広告、アグネス大学の動画などで、繰り返しアグネス自身が登場して、製品・商品の推薦をやっていた事実があるのだから。知らない、知らなかったでは済まされない。
さてそれなら『誤解をして』霊感商品を購入してしまった人たちには、一体どう謝罪するつもりか?これは車のリコールとはわけが違う。何しろ、漢方ですら処方しない霊芝とやらなのだ。損害賠償は当然だし、慰謝料も発生するかもしれない。また関係当局、厚生労働省などにはどのように説明するのか?
なお、私どもの批判に対して、様々な意見がWEB上を飛び交っている。それだけ反響が大きかったと言えるのだが、その中で見逃せない文章が多数見られる。それは、アグネス批判をするあまり、民族差別・女性差別的な言葉である。
この成熟した社会だからこそ、この種の霊感商法批判も自由にできるのだが、それを逆用して差別的言動をするのは許せない。
| 固定リンク
| トラックバック (1)
|