日本テレビ系列で２８日から２９日にかけて放送された「２４時間テレビ」の中で、パーソナリティーを務めたＡＫＢ４８のＣＭが放送された。そのＣＭの中で使われたＡＫＢ４８のＰＶの映像の日の丸が修正され、ただの白い旗になっていた。

２４時間テレビで放送されたのはＡＫＢ４８の「ヘビーローテーション」という曲のＣＭ。「ヘビーローテーション」のＰＶには、メンバーが歌っている背後に日の丸のイラストが描かれている部分がある。ところが２４時間テレビで放送されたＣＭのそのシーンでは、日の丸がただの白い旗になっていた。２４時間テレビで放送されたＣＭはメンバーの指原莉乃（１７）が芸名をさしこに改名したという告知なのだが、その中で「ヘビーローテーション」のＰＶが使われていた。それでは、修正前と修正後を見くらべていただきたい。

オリジナルの「ヘビーローテーション」ＰＶ

２４時間テレビで放送された修正後のＣＭ

AKB48／ヘビーローテーション（B）（DVD付）

この修正はいったいどんな意図があってなされたのだろうか。２４時間テレビは国による行事ではない。当然日の丸を掲げる必要はない。だが、わざわざ消す必要性も感じられない。日本で放送している番組で、日本の国旗を修正してまで消さなければならない理由は何だろうか。

まず最初に考えられるのがスポンサーからの圧力である。しかし、２４時間テレビにはあまりにもたくさんのスポンサー企業があるため、特定はかなり難しい。しかし、スポンサー企業の中に反日的な企業があって、圧力をかけてきた場合、日本テレビは日の丸を修正せざるをえないだろう。２４時間テレビはチャリティ番組とはいえ、寄付するのはあくまでも募金。武道館を借り切って、ものすごい数のスタッフを雇い、有名タレントやミュージシャンを次から次へと出すのだから、スポンサー企業にへそを曲げられては困る。つまり、反日企業が、日本人が愛や勇気をもらう番組に、イデオロギーを侵入させた可能性は高いのではないだろうか。

そしてもうひとつは電通の存在である。電通は大手広告代理店だが、テレビ業界にものすごく大きな影響力を持つと言われている。韓流ブームを仕掛けたのも電通と言われている。そして、韓流ブームで「冬のソナタ」などに涙した女性たちの娘たちが、中学生や高校生になり、当時母親と見ていた韓流にシンパシーを感じ、少女時代やＫＡＲAなど、韓国のアイドルグループのファンになっている。しかし、韓国は反日国である。１９９８年に日本の音楽やマンガなどを韓国に輸入していいと決めたばかりの国である。韓国の若者の心を初めてつかんだのは「スラムダンク」だと言われている。それ以前は法律で日本の大衆文化の輸入が禁止されていた。韓流を普及させて儲けたい電通にとって、もっともお得意先の視聴者はだれだろうか。それはおそらく在日韓国・朝鮮人だろう。在日朝鮮人の子どもたちが通う朝鮮学校には、金日成・金正日親子の肖像画が黒板の上に掲げられている。そんな教育を受ければ、日の丸が嫌いになるのは当然である。そんなお得意先視聴者の機嫌を害さないためには日の丸を消した方がいい。一般の日本人には日の丸が白い旗になったことなどまず気付かれないが、彼らは日の丸を見つけるのだから。ちなみに電通はＡＫＢ４８の売り出しにも関わっている。

つまり、実際にどの企業や団体が動いているのかはわからないが、愛と勇気を与える感動的な２４時間テレビの裏で、どす黒いイデオロギーの押しつけがあることだけは確かである。そうでなければ、日の丸を白い旗にわざわざ変更する理由などないのだから。

（近添真琴）

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