自動車の国内生産 15%増加
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自動車の国内生産 15%増加

8月27日 17時11分 twitterでつぶやく

自動車メーカー8社が先月、国内で生産した自動車の台数は、エコカー補助金などの効果で販売が回復傾向にあることから、前の年の同じ月より15%増え、9か月連続の増加となりました。

主な自動車メーカー8社が27日に発表した先月の国内の生産台数は、あわせて82万6972台で、去年7月より15%増加し、9か月連続で前の年の同じ月を上回りました。これは、エコカーに対する減税や補助金の効果で販売が回復していることによるものです。生産台数はすべてのメーカーで前の年を上回り、このうち、▽「三菱自動車工業」が77%増えたほか、▽「スズキ」が33%、▽「トヨタ自動車」が14%、それぞれ増加しました。自動車メーカーの中には、来月エコカーに対する補助金が打ち切られることで、その駆け込み需要に応じるため、工場の休日出勤などを増やして生産態勢を強化する動きも出ています。しかし、10月以降については、反動による販売の落ち込みで生産の減少が見込まれており、先行きについては依然不透明だとしています。