プロ野球・阪神タイガースの熱狂的ファンで知られる俳優、渡辺謙（５０）がこのほど出演ドラマのＰＲ会見を行い、「１１月前半のスケジュールは空けてある」と、阪神が日本シリーズ進出のために予定を入れずに、準備していることを明かした。今季も甲子園などに頻繁に応援に行っている渡辺は、ＴＢＳ・ＭＢＳ系の平成２２年度文化庁芸術祭参加の出演ドラマ「塀の中の中学校」（１０月１１日後９・００放送）のＰＲするとともに、早くもシリーズ“参戦”を表明した。
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日本が誇るハリウッドスターが、阪神のセ・リーグ制覇を“予言”した。
渡辺は「塀の‐」の会見で、阪神が優勝争いを繰り広げていることについて聞かれると「もうちょっとだね。ぬか喜びすると、２年前のようなことがありますから」。Ｖ目前で大失速した０８年を引き合いに、慎重な姿勢を見せながらも、かなり手応えを感じている様子だった。
さらに「１１月前半のスケジュールは空けてますから。嫁には“そんなことでいいの？”といわれてますけど」と、妻で女優の南果歩にあきれられつつ、すでに日本シリーズを想定した予定を組んでいることも明かした。
関係者も「仕事の予定は決まってないが、本人からは、阪神の応援を優先したスケジュールを組んで、とリクエストがある」と認める。現在は日本と米ロサンゼルスを往復する生活を送り、国内に滞在中は、頻繁にスタジアムを訪れているという渡辺。国民的俳優の“Ｖチャージ”が虎の守護神となりそうだ。
そのペナントレースの行方が佳境に迫った１０月１１日に放送されるのが、渡辺が出演した「塀の中の‐」。長野県・松本市「松本刑務所」に実在する、刑務所内の公立中学校に通う受刑者を描く。殺人事件を犯した受刑者を演じる渡辺は「刹那（せつな）的な“究極の一期一会”の中でどう心を動かしていくのか見てほしい」とＰＲ。劇中では学生服姿を披露し「２７、８年ぶり。ちょっと照れくさかった」と振り返っていた。
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