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谷原700日ぶりV!絢香夫人とアツアツ会見
<VanaH杯KBCオーガスタ・最終日>絢香夫人(左)と優勝カップを手に笑顔の谷原
Photo By スポニチ |
男子ゴルフツアーVanaH杯KBCオーガスタ最終日は29日、福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部(7146ヤード パー72)で行われ、谷原秀人(31=フリー)が700日ぶりの優勝を飾った。1打差の2位からスタートし、8バーディー、2ボギーの66で大会タイ記録の通算22アンダーをマーク。ハロプロメンバーだった元アイドルの絢香夫人(28)の献身的な支えを受けながら、持ち前の攻めのゴルフを取り戻し、08年のパナソニック・オープン以来となる通算9勝目を挙げた。2打差の5位から逆転を狙った石川遼(18=パナソニック)は5バーディー、3ボギーの70で、通算17アンダーの6位に終わった。
【最終R成績】
照りつける太陽もかなわないぐらいアツアツな2人だった。18番グリーンでの優勝インタビューは、谷原の横に絢香夫人がぴったりと寄り添い、優勝の喜びとあま〜いムードに包まれた。
奥さんへの一言を求められた谷原が「何を言っていいのか…。恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべると、絢香夫人は「カッコよかったです。すみません、きょうだけのろけさせてください」とアイドルスマイルさく裂。谷原は日に焼けた顔をさらに赤らめた。
「この2年間は長かった。もう勝てないかもと思うこともあった」。2年ぶりの優勝に向けて緊張感は感じていたが、これまでの経験から自分をコントロールできた。初優勝を目指す上井が1番でOBを打つのを「体が止まってる。まあ緊張するわなあ」と冷静に観察する余裕があった。自身はフェアウエーから1メートルにつけてバーディーを奪い、続く2番パー4も2打目が20センチにぴたり。連続バーディーであっという間に首位に立って主導権を握った。
優勝から遠ざかっている間もスランプの感覚はなかった。それなのに結果は出ない。数年前のビデオを見返して感じたのは「ピンだけを見てガンガン攻めてるなあ」と技術よりも気持ちの違いだった。先週の関西オープンから少しずつ取り戻してきた攻めの姿勢。それが20アンダーを上回るハイスコアでの優勝争いを制する原動力になった。
期待の若手と呼ばれていた谷原もすでに31歳。「これまでは自分があいさつしてばかりだった。今は(年下の選手から)あいさつされることが凄く増えた」。中堅と呼ばれるような存在になったが、もちろんまだ老け込むつもりはない。賞金ランクは10位に浮上し、賞金王への色気も見せる。「攻めのゴルフを思い出した。秋の陣は若い子に負けないようにやっていきたい」。ツアーの中軸を担うべき選手がようやく目を覚ました。
≪絢香夫人“内助の功”「嫁バカです」≫絢香夫人の“内助の功”も谷原を後押しした。08年7月に結婚して同年9月のパナソニック・オープンで新婚Vをプレゼントされたが、その後もアスリートの妻として食事面などに気を使ってきた。新婚当初はテーブルからあふれんばかりの大量の手料理を作り、最近では「ヒデたんは末端冷え症なので」と冷え性に効果のあるというしょうがを使ったメニューなどを増やしている。絢香夫人は「嫁バカと言われるけど、彼自身より私の方が信じちゃってるんです」とホレ込んでいた。
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